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【安心安全の家!】一条工務店 耐震等級について|コストと性能を比較

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一条工務店の耐震等級について解説している女性ichijo style

住宅を選ぶ際、地震対策は最重要ポイントのひとつです。

特に「耐震等級について」詳しく理解しておけば、大地震に備えた安心感が格段に高まります。

本記事では一条工務店が標準採用する耐震等級3と、社内独自の耐震等級5までをわかりやすく解説!

また実際に他社と比べた場合の「他社との耐震性能比較」を通して、一条工務店がどのような強みを持つか紐解いていきたいと思います。

これからマイホームを検討する方に向けて、知見を交えながら丁寧にお伝えします。

【記事のポイント】

  • 一条工務店の耐震等級3と耐震等級5の違い
  • 壁量計算とIs算定法による耐震等級評価の基本
  • 他社製品との耐震性能を比較(耐震ランキング)
  • 一般的に耐震仕様かかるの費用目安と内訳
  • 耐震性能のメリット・デメリットと選び方のポイント

それでは早速本文にいってみましょう

一条工務店 耐震等級とは何か?

一条工務店が全棟標準採用する耐震等級3から社内独自の耐震等級5まで、設計手法や評価基準について解説します。

MAYUMI
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スーパーウォール工法による高剛性構造や壁量計算・Is算定法の仕組みを把握し、安全性とコストのバランス検討に役立つ情報をお届け!

一条工務店の耐震技術

一条工務店のツインモノコック構造出典:一条工務店

一条工務店は「スーパーウォール工法」を核としたモノコック構造を採用し、全棟で壁・床・天井を一体化させることで高い剛性を獲得しています。

MAYUMI
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具体的には高強度パネルを用い、外力を面で受けることで荷重を均一分散します

その結果、地震動に対する揺れを大幅に低減可能です。

さらに制震装置「ダンパー」や耐震性を解析する独自の構造計算プログラムも開発していて、想定外の振動にも対応します。

一条工務店の免震構造

細部では柱間に鋼製ブレースを組み込み、変形を抑制する設計を採用。

一方でこうした技術を実現するためには材料費や施工精度への投資が不可欠となり、建設コストが相場より10~20%程度高くなるケースも見られます。

一条工務店の耐震等級について

一条工務店の耐震等級1〜3出典:一条工務店

一条工務店では、国が定めた耐震等級制度において最高ランクの「等級3」を全プランで標準仕様としています。

耐震等級3は倒壊防止性能が最も高く、数百年に一度発生する大規模地震(震度6強~7程度)でも倒壊や著しい変形を防ぐ能力を示します。

MAYUMI
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構造計算には許容応力度計算を採用し、壁量・耐力壁配置を3D構造解析ソフトで精緻にシミュレーション

構造用パネルの壁倍率は最大5倍を確保し、偏心率を最小に収める設計を実施しています。

接合部には高耐力金物を使用し、基礎は地盤調査に基づく杭打ちで平均5mの支持層を確立。

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さらに「スーパーウォール」パネルの剛性特性を数値化した入力データを活用することで、在来工法より耐震性能を20~30%向上させる効果が報告されています

また第三者検査機関による現場適合性確認を行い、人為的な施工ミスによる性能低下を防止。

コストは一般的な木造住宅と比較して約15%増加しますが、長期優良住宅認定基準をクリアし、地震保険料割引や金利優遇のメリットがあります。

耐震等級3

一条工務店では耐震等級3を標準として採用し、想定される震度6強~7の地震でも倒壊や著しい損傷を抑制します。

構造計算には国が推奨する許容応力度計算を用い、壁量と耐力壁の配置は3D解析ソフトで最適化している点が特徴です。

壁倍率5倍のスーパーウォールパネルを採用し、偏心率を0.05以下に抑えることで、横揺れによるねじれを最小限に制御。

耐震等級5

一条工務店の耐震等級5出典:一条工務店

一条工務店の耐震等級5は、国の最高基準(等級3)を大幅に上回る社内独自の認定です。

等級3で想定される数百年確率地震に加え、それ以上の安心を求めて開発されました。

ただし等級3仕様に比べ施工費が坪3000円増加するため、導入時は予算との兼ね合いに注意が必要でしょう。

なお長期優良住宅認定や地震保険割引の対象外となる場合があり、事前確認をおすすめします。

耐震等級評価の仕組み

家の設計計算をしているichijo style

住宅の耐震等級は、壁量計算とIs算定法という二つの手法で評価されます。

MAYUMI
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難しいのでこんな方法で評価しているんだぐらいでイイかと思います

壁量計算では各階に配置された耐力壁の有効壁長を合計し、地震時に必要な水平耐力と比較する仕組みです。

具体的には必要壁量を「床面積×0.2」と定め、実際の壁量が等級1=1.0倍、等級2=1.25倍、等級3=1.5倍の基準をクリアしているかを確認します。

一方でIs算定法は構造躯体の剛性や建物重量を入力してIs値を算出し等級1は0.7以上、等級2は1.0以上、等級3は1.5以上を目安に数値評価を行う仕組み。

これらの計算は専用ソフトで設計段階に検証され、住宅性能評価書として提出されるため公的な信頼性が確保されています。

一条工務店 耐震等級の比較ポイント

一条工務店が採用するスーパーウォール工法(モノコック構造)による耐震等級から、他社との性能比較、具体的な耐震仕様の価格までを徹底解説。

MAYUMI
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いかに一条工務店の耐震技術が群を抜いているか分かりますよ♪

他社との耐震性能比較

震災後に潰れずに残っている一条工務店の家出典:一条工務店

一条工務店は独自の高耐力パネルを標準採用し、構造用面材の厚みは業界平均の12~15mmを大きく上回っています。

一方で他社は2×4工法の一部に構造用合板を用いる程度で、壁倍率が2.5倍前後に留まるケースが多い印象です。

この差はIs算定にも反映され一条では1.8以上を実現するのに対し、一般住宅は1.2~1.3にとどまります。

MAYUMI
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加えて柱脚・柱頭補強金物を全棟に配置し、実大振動実験では阪神・淡路大震災相当の加速度波形にも被害なしと確認されました

他社モデルでは金物未装備の例が散見され、揺れ幅の拡大を招くリスクが指摘されています。

コストは約5~10%高くなるものの、長期的な修繕費を抑制できる利点が大きいでしょう。

一条工務店の耐震ランキングは?

耐震ランキングichijo style

国内のハウスメーカー耐震性能ランキングでは、一条工務店が上位3社に名を連ねるケースが多く報告されています。

2023年度の専門誌調査では耐震等級3取得率が98%を超え、総合スコアでは100点満点中92点を獲得しました。

MAYUMI
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一方で他社大手では平均85点前後にとどまるため、構造的安定性で優位性を示しています

ランキング算出に用いられる指標には壁面全体の剛性を表す「壁倍率合計値」、実大試験での耐震実績、さらに部材接合部の耐久性評価などが含まれます。

とくに一条工務店は分厚いの構造用面材と専用金物を標準装備し、業界基準を大きく上回る剛性と靭性を両立させている点が高評価につながっているようです。

MAYUMI
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ただしコスト面では一条工務店の平均坪単価が他社比で10~15%高めになる傾向があるため、価格重視の方はバランス検討が必要でしょう

いずれにしてもランキング結果はあくまで数値的指標のひとつに過ぎず、実際の建物性能は設計条件や地盤状況にも左右されます。

総合的な安心感を求めるなら、一条工務店の上位評価は十分参考になるでしょう。

一般的な耐震仕様住宅の価格

家の模型とお金ichijo style

一条工務店では全棟標準仕様として厚みのある構造用壁パネルと高強度金物を採用し、これにより坪単価が一般的木造住宅より約70,000円高く設定されます。

たとえば一般的な延床面積100㎡(約30坪)の家では、耐震強化の追加費用が約210万円となります。

MAYUMI
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ただし別途設計料や現場管理費が施工総額の約5%を占めるため、合計コストは225~230万円程度の見込みです

さらに地盤改良が必要な場合、標準的な柱状改良1本当たり約5万円、30本施工で150万円が追加される点にも留意が必要です💦

これを踏まえると耐震等級3を取得した住宅の総費用は、延床面積30坪で概ね360~380万円の上乗せが想定されます。

MAYUMI
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一条工務店では標準仕様で耐震等級が3なので、これらの想定される費用が込みになるのが嬉しい✨

長期優良住宅やZEHとの併用では補助金制度も利用でき、実質負担を抑制できる可能性があります。

一条工務店の耐震性能に関して口コミ・評判

口コミichijo style

一条工務店の耐震性能について、実際の利用者からは「大地震でも揺れを感じにくかった」「隣家の倒壊でも被害がほとんどなかった」といった評価が目立ちます。

一方で重量化に伴う基礎補強の施工費増や、工期延長を指摘する声も散見されます。

専門家の視点では構造用パネルと高強度金物の一体化が連続性を確保し、設計時の偏心率を低減して横架材へのねじれを抑制する仕組みが高く評価されるでしょう。

MAYUMI
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ただし実物大振動試験で木造梁の接合部に微細なひずみが確認されたため、定期的な点検が求められることを頭に入れておいた方がいいかも・・

一条工務店 耐震等級についてまとめ

一条工務店のモノコック構造について出典:一条工務店

それでは最後になりますがまとめていきましょう

 

  1. 一条工務店は全プランで耐震等級3を標準仕様としている
  2. スーパーウォール工法により壁・床・天井を一体化して高い剛性を確保
  3. 制震ダンパーと独自構造計算プログラムで想定外の振動にも対応
  4. 社内独自認定の耐震等級5も選択できより高い安心感を得られる
  5. 耐震等級3は震度6強~7クラスの地震でも倒壊や著しい変形を防ぐ性能
  6. 壁量計算とIs算定法の二重評価で耐震性能を厳密に検証
  7. 他社と比較して壁倍率や剛性が20~30%向上しIs値1.8以上を実現
  8. 坪単価が一般木造住宅より約70,000円高く総費用は約15%増
  9. 第三者検査機関による現場適合性確認で施工ミスによる性能低下を防止
  10. 長期優良住宅認定や地震保険料割引、金利優遇のメリットが得られる
  11. 利用者からは大地震時の揺れ軽減や実大振動試験の実績が高く評価
  12. 基礎補強費用や工期延長の可能性がある点を事前に把握しておく必要がある

 

以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>

 

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