一条工務店の高品質な住宅を、魅力的な価格で実現できると話題の「HUGme（ハグミー）」
その一方で標準仕様では全館床暖房がオプション扱いのため、多くの方が性能面に疑問を抱えています。
特に一条工務店ハグミーで床暖房なしの選択は本当に寒いのではないか、という点は最大の関心事ではないでしょうか？
また床暖房を付けない場合のメリット・デメリットや、どれぐらい減額されるのか、そして床暖房なしのハグミーで快適に暮らすためにはどうすればよいのか？
この記事ではそのような疑問や不安を解消するため、ハグミーの断熱性能から実際に住んでいる人の口コミまであらゆる角度から徹底的に掘り下げていきたいと思います。
この記事を読むことで以下の点が明確になります。
- ハグミーの断熱性能と床暖房なしでも寒くない？
- 床暖房を付けた場合の電気代や注意点
- 床暖房なしのメリット・デメリットと減額内容
- ハグミーはどんな人に向いているか？
それでは早速本文にいってみましょう
一条工務店ハグミー床暖房なしの性能と評判
このセクションでは実際に住む人の口コミを基にした評価や、床暖房を導入した場合の気になる電気代まで、あらゆる角度から詳しく掘り下げ床暖房なしという選択肢の是非を検証していきたいと思います。
- 床暖房なしの「ハグミー」は寒い？
- ハグミーの断熱等級をチェック
- 床暖房なしのハグミーに住んでいる人の口コミ
- 一条工務店の床暖房は電気代が高い？
- 床暖房はゴキブリやダニが心配？
床暖房なしの「ハグミー」は寒い？
「床暖房なしのハグミーは寒いのでは？」という疑問は、多くの方が抱く不安だと考えられます。
しかしハグミーは床暖房がなくても、一般的な住宅と比較して十分に高い断熱性能を備えています。
具体的には壁や天井に高性能な断熱材が使用され、窓には断熱効果の高い樹脂サッシが標準で採用されています。
これにより外の冷たい空気が室内に伝わりにくく、室内の暖かい空気が外に逃げにくい構造が実現。
もちろん一条工務店の最上位モデルである「i-smart」のような超高断熱住宅と比べると、断熱材の厚みなどに違いはあります。
それでも国の定める省エネ基準（ZEH基準）を十分にクリアする性能を持っており、「家は性能」を掲げる一条工務店の基準を満たした住宅であることに変わりはありません。
一条工務店ハグミーの断熱等級をチェック
出典：一条工務店
ハグミーの断熱性能を客観的な指標で見ていくと、その実力がより明確になります。
住宅の断熱性能は「断熱等級」という国が定めた基準で示され、現在は等級4以上が義務化されています。
熱の逃げやすさを示すUA値においても、ハグミーは約と公表されています。
これはi-smartの約には及ばないものの、ZEH基準である（地域による）を下回る優れた数値です。
この性能を支えているのが壁に使用される厚さ89mmの高性能断熱材「EPS1号相当」や天井のウレタンフォーム、そして標準仕様の「高性能樹脂サッシ（ペアガラス）」です。
他の商品との比較を以下の表にまとめました。
| ハグミー（HUGme） | アイスマイル（i-smile） | アイスマート（i-smart） | |
|---|---|---|---|
| 断熱等級 | 等級5～6 | 等級6相当 | 等級6～7 |
| UA値 | 約0.4～0.6 | 0.38 | 約0.25 |
| 断熱材 | EPS1号相当 89mm | EPS1号相当 140mm | 高性能ウレタンフォーム 190mm |
| 窓サッシ | ペアガラス樹脂サッシ | ペアガラス樹脂サッシ | トリプルガラス樹脂サッシ |
| 全館床暖房 | オプション | 標準 | 標準 |
このようにハグミーは他の上位モデルと比較すると仕様は異なりますが、住宅業界全体で見ればトップクラスの断熱性能を持っていることが分かります。
床暖房なしのハグミーに住んでいる人の口コミ
ichijo style
ハグミーを建てた方の口コミを調査すると、コストパフォーマンスの高さを評価する声が多く見られます。
特にローコスト住宅並みの価格で、一条工務店の高性能な家が手に入る点に満足している方が多いようです。
これはハグミーの高い断熱性能と、床暖房の相乗効果がいかに高いかを示していると考えられます。
一方で床暖房を付けなかった方からは、「エアコンだけでも十分暖かい」「特に寒さは感じない」という意見も見受けられます。
これらの口コミからハグミーは床暖房がなくても基本的な断熱性能は高いものの、より快適な冬を過ごすためには床暖房を追加、また窓の性能を上げるなどのオプションを検討することが有効な選択肢であると言えそうです。
ハグミーとグランスマートの建築費の差額は約560万円でした。（28坪） 最初、この差額なら、ハグミーにしようと思ってたのですが、ハイドロテクトタイル、床暖房、トリプルサッシがオプションで、これをつけると差額が400万円に。ここにさらに、グレイスシリーズが採用できること。→
— さいつ@一条工務店🏠 (@HADTwutoAObJmaS) March 28, 2025
ハグミーでは全館床暖房はオプションになる。
他社では２００万円は超える全館床暖房が６０万円程度で設置できるので絶対お得なのだが、床暖房とかこだわるなら、わざわざハグミーにせずに床暖房標準のアイスマイルにすべきだと思うし、それなら断熱も最強なアイスマートにすべきだと思う。— ハピファミ＠中古なら高性能築浅、新築なら一条工務店 (@matyoguma) December 26, 2024
坪85万ということは24坪2040万？
私は一条工務店でハグミー29坪外構込2600万目指してた🤣
これ
・トリプルガラス
・全館床暖房
・太陽光＆蓄電池
・ベタ基礎
のオプション付けた値段💦オプションなしなら2200万ぐらい？
なしでも、外壁タイル、耐震等級3、断熱等級5-6でこの値段は、良心的かも😅 https://t.co/G2NGSqIaUt— erina@一条工務店2回目 (@erina_ismart) December 21, 2024
一条工務店の床暖房は電気代が高い？
出典：一条工務店
全館床暖房を導入する際に最も気になるのが、月々の電気代ではないでしょうか。
24時間稼働させると高額になるイメージがありますが、一条工務店の家ではその心配は少ないようです。
床暖房の表面温度も体温より低い約25℃～28℃という低温設定でじんわりと家全体を暖めるため、消費電力が抑えられます。
実際に太陽光発電システムを搭載したハグミーのオーナーの中には、冬の最も電気代がかかる時期でも月々の支払いが5,000円、あるいは売電収入が買電金額を上回り収支がプラスになっているという報告も多数あります。
ただしこれは太陽光発電システムを搭載し、オール電化にした場合の事例です。
太陽光発電がなければ当然その分の電気代はかかります。
床暖房はゴキブリやダニが心配？
ichijo style
床暖房を導入すると、床下が暖かくなるため「ゴキブリやダニといった害虫が繁殖しやすくなるのではないか」と心配される方もいます。
確かに害虫は暖かく湿度の高い場所を好むため、リスクが全くないとは言えません。
しかし一条工務店の住宅は、この点に関しても対策が考慮されています。
これにより外部から害虫が侵入する経路自体が大幅に少なくなります。
また24時間稼働する換気システム「ロスガード90」によって家中の空気が常に入れ替わり、湿気が溜まりにくい環境の維持が可能！
もちろん最も大切なのは日々の清掃です。
食べ物のカスや髪の毛、ホコリなどを放置しないように心がけ、清潔な室内環境を保つことが最良の害虫対策となります。
一条工務店ハグミー床暖房なしを選ぶ際の注意点
このセクションでは初期費用がどれだけ減額されるかというメリットから、一条ならではの快適性を手放すデメリットまでを率直に解説！
- 床暖房なしのハグミーのメリット & デメリット
- 一条工務店の床暖房なしによる減額について
- 床暖房なしのハグミーで快適に暮らすためには？
- 床暖房なしの「ハグミー」はどんな人に向いている？
- 床暖房なしのハグミーを選んで後悔しないために
床暖房なしのハグミーのメリット & デメリット
出典：一条工務店
一条工務店ハグミーで床暖房を付けない選択には、メリットとデメリットの両方が存在します。
これらを理解した上で判断することが、後悔しない家づくりの鍵となります。
メリット
最大のメリットは、初期費用を大幅に抑えられる点です。
全館床暖房のオプション費用は数十万円単位になるため、この費用を削減できるのは大きな魅力と言えます。
また床暖房の設備がない分、将来的なメンテナンス費用や故障のリスクもなくなります。
床暖房の室外機や不凍液は定期的な点検や交換が必要になるため、長期的な維持コストを考慮するとこれも一つの利点です。
デメリット
一方のデメリットは、一条工務店の代名詞とも言える「家中のどこにいても暖かい」という圧倒的な快適性を手放すことになる点です。
エアコン暖房は温風が直接当たることで乾燥を感じやすかったり、足元が暖まりにくいといった特性があります。
一条工務店の床暖房なしによる減額について
出典：一条工務店
一条工務店の注文住宅（i-smartなど）では全館床暖房は標準仕様のため、外しても減額にはなりません。
全館床暖房のオプション価格は、坪単価あたり約2.2万円（税抜）とされています。
例えば30坪の家であれば、約66万円（税抜）のコスト削減
| オプション項目 | 30坪の場合の追加費用（目安） |
|---|---|
| 全館床暖房 | 約66万円 |
| トリプル樹脂サッシ | 約66万円 |
| 太陽光発電システム | 約220～260万円 |
| ハイドロテクトタイル | 約53万円 |
このように床暖房を付けない選択は、初期費用を抑える上で非常に有効な手段です。
ただし前述の通り、快適性とのトレードオフになる点を十分に考慮する必要があります。
床暖房なしのハグミーで快適に暮らすためには？
出典：一条工務店
床暖房なしのハグミーで冬を快適に過ごすためには、いくつかのポイントがあります。
最も効果的なのは窓の断熱性能を上げることです。
家の中で最も熱が逃げやすいのは窓であるため、ここの性能を高めることで家全体の保温性が格段に向上します。
一条工務店の試算によれば、トリプルサッシにすることで年間の電気代を約6.6万円も節約できるというデータも！
またエアコンの性能や設置場所も重要です。
近年のエアコンは省エネ性能が非常に高いため、高効率なモデルを選ぶと良いでしょう。
さらにサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させ、温度ムラをなくす工夫も有効です。
これらの対策を組み合わせることで、床暖房がなくても快適な温熱環境を維持しやすくなります。
床暖房なしの「ハグミー」はどんな人に向いている？
ichijo style
これらの情報を踏まえると床暖房なしのハグミーは、特定のニーズを持つ方に適した選択肢と言えます。
まず初期費用をできるだけ抑えたい方です。
家づくりでは建物本体以外にも様々な費用がかかるため、数十万円のコスト削減は大きな意味を持ちます。
次に床暖房の暖かさが苦手な方や、メンテナンスの手間を省きたい方にも向いています。
床からの熱が体質に合わない方や、定期的なメンテナンスを負担に感じる方もいるでしょう。
そして冬でも比較的温暖な地域にお住まいの方も、床暖房なしで十分快適に過ごせる可能性が高いです。
床暖房なしのハグミーを選んで後悔しないために・・
出典：一条工務店
床暖房なしのハグミーを選んで後悔しないためには、契約前にいくつかの点を確認しておくことが不可欠です。
第一にご自身の「寒さ」に対する感覚を正しく把握することです。
可能であれば冬の時期に一条工務店の「宿泊体験」を利用し、床暖房のある家とない家の違いを体感してみることを強くおすすめします。
第二にオプションの優先順位を明確にすることです。
床暖房を付けない代わりに窓をトリプルサッシにするなど、どこに予算を配分するかを家族で話し合うことが大切です。
最後にハグミーは、期間限定・棟数限定の商品である可能性を念頭に置く必要があります。
これらの準備をしっかり行うことで納得のいく選択ができるはずです。
一条工務店ハグミー床暖房なしの選択についてまとめ
出典：一条工務店
それでは最後になりますがまとめていきましょう
- ハグミーは床暖房なしでもZEH基準をクリアする高い断熱性能を持つ
- 断熱等級は5～6相当で、一般的な住宅より格段に暖かい
- 寒さが心配な場合はトリプルサッシへの変更が効果的
- 床暖房を付けると、家中の温度差がなくなり快適性は格段に向上する
- 床暖房の電気代は、太陽光発電と組み合わせることで大幅に抑えられる
- 床暖房を付けない最大のメリットは初期費用を数十万円削減できること
- 床暖房のデメリットは初期費用、メンテナンス、室内の乾燥など
- 床暖房なしの場合、減額の目安は30坪で約66万円
- 気密性が高いため、害虫の侵入リスクは低い
- 害虫対策には、日々の清掃と湿気対策が基本
- 床暖房なしでも、高効率エアコンやサーキュレーターで快適性は高められる
- 初期費用を抑えたい人や温暖な地域に住む人は、床暖房なしが向いている
- 冷え性の方や最高の快適性を求める方は、床暖房の導入がおすすめ
- 後悔しないためには、宿泊体験で暖かさを体感することが重要
- ハグミーは期間限定商品のため、早めの情報収集が鍵となる
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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