一条工務店の「ハグミー」について、その評判が気になっていませんか。
高性能な住宅を驚きの価格で提供していると話題ですが、「実際の住み心地はどうなのか」「本当に安く建てられるのか」といった疑問を持つ方が多いでしょう。
家づくりは大きな決断ですから失敗や後悔は避けたいものです。
この記事ではハグミーで実際に建てた人の口コミまとめを基に、間取り選びで失敗しないコツから、人気オプションとおすすめカスタマイズまであらゆる角度から徹底的に解説します！
【記事のポイント】
- ハグミーのコンセプトと具体的な性能
- 実際の建築費用とオプションの価格感
- 間取り選びやカスタマイズは可能か？
- 口コミからわかるメリットとデメリット
それでは早速本文にいってみましょう
＼hugme！／一条工務店ハグミーの口コミから見る基本情報
一条工務店の記念商品「ハグミー」が気になっていますか？その魅力は価格だけではありません。
- 一条工務店ハグミーのコンセプトと誕生背景
- ハグミーの費用はいくらですか？
- ハグミーの販売はいつまでですか？
- ハグミーは耐震性が高いですか？
- ハグミーの断熱・気密性能の実力
- ハグミーと他シリーズとの違い
一条工務店ハグミーのコンセプトと誕生背景
一条工務店のハグミー（HUGme）は、2023年1月に同社の設立45周年を記念して登場した規格住宅です。
そのコンセプトは「選ぼう、私のちょうどいい」。
この背景には住宅価格の高騰があります。
多くの人が高性能な家に憧れながらも、予算の壁に直面していました。
プロの設計士が「家事動線」や「収納計画」などを熟考して、厳選した100種類の間取りプランから選ぶスタイルを採用。
これによりゼロから設計する注文住宅に比べて、設計コストと打ち合わせの手間を大幅に削減し低価格を実現しています。
ハグミーの費用はいくらですか？
出典：一条工務店
一条工務店ハグミーは「本体価格1,490万円（税抜）から」という魅力的な価格が提示されていますが、この金額だけで家が建つわけではありません。
建築費用の総額目安
実際のオーナーの建築総額を見ると、土地代を除いて約2,400万円から2,800万円の範囲に収まることが多いようです。
これは本体価格に加えて以下の費用が必要になるためです。
| 費用の種類 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 付帯工事費 | 仮設工事、給排水管の引き込み工事、地盤改良工事など。 | 100万円～200万円 |
| 建築申請費用 | 建築確認申請や長期優良住宅の申請などに関わる手数料。 | 約50万円 |
| オプション費用 | 全館床暖房、太陽光パネルなど標準仕様に含まれない設備の追加費用。 | 選択内容により変動 |
| 諸費用 | 火災保険料、登記費用、住宅ローン手数料、引越し費用など。 | 約100万円 |
| 外構費 | 駐車場、フェンス、ポスト、植栽など、建物の外周りに関する工事費用。 | 150万円～300万円 |
最低限必要なオプション
特にほとんどの施主が必要とするオプションとして「ベタ基礎へのグレードアップ（約40〜50万円）」や、「オリジナルLED照明パッケージ（約9万円/30坪の場合）」が挙げられます。
これらを考慮するとたとえ他の贅沢なオプションを付けなくても、表示価格より費用は増加します。
ハグミーの販売はいつまでですか？
ichijo style
ハグミーは一条工務店の45周年を記念した「期間・棟数限定」の商品として発表されました。
このため販売当初から「いつまで購入できるのか」という点が多くの検討者の関心事となっています。
当初は早期に終了するとの見方もありましたが、好調な販売状況を背景に当面は提供が続くものと考えられます。
ただし注意すべき点が2つあります。
もう一つは坪単価の上昇です。
建築資材価格の高騰などを理由に、一条工務店では定期的に坪単価の見直しが行われています。
以上のことからハグミーでの建築を具体的に検討している場合は、販売が継続している間に、早めに情報収集や相談を進めることが賢明な判断と言えます。
ハグミーは耐震性が高いですか？
出典：一条工務店
一条工務店ハグミーの耐震性は、非常に高い水準にあると言えます。
その大きな特徴は全プランで「2倍耐震」が標準仕様となっている点です。
一般的に地震に強い家として知られる「耐震等級3」は、建築基準法の1.5倍の強度です。
この高い耐震性は以下の要素によって実現されています。
厳選された間取り
ハグミーは構造的に安定し、地震の揺れに強いと計算された間取りプランのみで構成されています。
規格住宅だからこそ、コストをかけずに高い耐震性を確保できているのです。
2×4（ツーバイフォー）工法
壁・床・天井が一体となったモノコック構造で、地震の力を建物全体に分散させて受け止めることができます。
ミッドプライウォール
カナダで開発された高耐力壁を採用しており、一般的な壁の3倍以上の強度で建物のねじれや歪みを抑制します。
ハグミーの断熱・気密性能の実力
出典：一条工務店
ハグミーは一条工務店の他の上位モデルと比較すると一部仕様は異なりますが、それでも業界トップクラスの断熱・気密性能を保持しています。
断熱性能を示すUA値は約0.4〜0.6W/m²Kです。
これにより「夏は涼しく、冬は暖かい」快適な室内環境が実現可能です。
気密性能を示すC値は社内基準で0.7㎠/㎡以下と定められています。
一条工務店では全棟で気密測定を実施し、この基準をクリアしないと次の工程に進めないルールがあるため安定して高い気密性が確保されています。
この性能を支えているのは以下の標準仕様です。
- 高性能断熱材（EPS1号相当）: グラスウールの約1.2倍の断熱性を持つ断熱材を壁に89mmの厚さで充填
- 高性能樹脂サッシ（ペアガラス）: アルミサッシに比べて約3倍の断熱効果がある樹脂サッシを標準採用
オプションでトリプルガラスに変更すれば、さらに断熱性能を高めることも可能です。
ハグミーと他シリーズとの違い
ichijo style
ハグミーを検討する際、同じ一条工務店の人気シリーズである「アイスマイル」や「アイスマート」との違いを理解することが大切です。
価格を抑えている分、仕様にいくつかの違いがあります。
| 比較ポイント | ハグミー (HUGme) | アイスマイル (i-smile) | アイスマート (i-smart) |
|---|---|---|---|
| 設計 | 規格型 (100プラン) | 規格型 (4000プラン) | 自由設計 |
| 坪単価(目安) | 約52万円～ | 約60万円～ | 約73万円～ |
| 工法 | 2×4工法 | 2×6工法 | 2×6工法 |
| 断熱材 | EPS1号相当 (89mm) | EPS1号相当 (140mm) | ウレタンフォーム (190mm) |
| 窓 | ペアガラス樹脂サッシ | ペアガラス樹脂サッシ | トリプルガラス樹脂サッシ |
| 全館床暖房 | オプション | 標準 | 標準 |
| 耐震性 | 2倍耐震 (標準) | 耐震等級3 | 耐震等級3 |
| 断熱性能(UA値) | 約0.4～0.6 | 約0.38 | 約0.25 |
価格と設計の自由度
ハグミーは最も価格が安く、プラン数が少ない規格住宅です。
一方でアイスマートは価格が最も高いですが、完全自由設計が可能です。
アイスマイルはその中間に位置します。
断熱性能
断熱材の厚みと種類が異なります。
壁の厚みが変わる2×6工法を採用するアイスマイルやアイスマートの方が、断熱材を厚く充填できるためUA値の数値が優れています。
標準仕様
アイスマイル以上では全館床暖房が標準ですが、ハグミーではオプションとなります。
これにより不要な場合はコストを削減できます。
耐震性
前述の通り2倍耐震が標準なのはハグミーのみです。
これは構造的に強い間取りに限定していることのメリットと言えます。
要するにハグミーは性能を業界高水準で維持しつつ、仕様をシンプルにすることで圧倒的なコストパフォーマンスを実現したモデルということです。
＼hugme！／一条工務店ハグミーの口コミから学ぶ賢い選択
一条工務店ハグミーの良い口コミは多いですが、後悔しないためには注意点も知りたいですよね。
- ハグミーを実際に建てた人の口コミまとめ
- ハグミーの人気オプションとカスタマイズ
- ハグミーの間取り選びで失敗しないコツ
- ハグミーに向いている人・向いていない人
ハグミー実際に建てた人の口コミまとめ
ichijo style
ハグミーを実際に建てた人々の声には、その特徴を反映した様々な意見が見られます。
ここでは良い口コミと注意すべき口コミの両方を客観的にまとめます。
良い口コミ・評判
多くのオーナーが評価しているのは、やはりそのコストパフォーマンスの高さです。
また性能面での満足度も非常に高いようです。
規格住宅である点も「100プランから選ぶだけなので、打ち合わせがスムーズで助かった」「優柔不断なので、プロが考えた間取りから選べる方が楽だった」と忙しい世代や家づくりに手間をかけたくない層からはメリットとして捉えられています。
注意すべき口コミ・評判
一方でデメリットとして最も多く挙げられるのが間取りや仕様の自由度の低さです。
また標準仕様だけでは物足りなさを感じる人も・・
これらの口コミからハグミーは価格と性能のバランスを重視する人には最適な一方で、設計の自由度や細部のデザインにこだわりたい人には物足りない可能性があることが分かります。
ハグミーの人気オプションとカスタマイズ
出典：一条工務店
ハグミーは標準仕様をシンプルにすることで低価格を実現しているため、ライフスタイルに合わせてオプションを追加することが家づくりの鍵となります。
ここでは特に人気のあるオプションと、施主支給によるカスタマイズ術を紹介します。
人気の主要オプション
多くの施主が採用を検討する人気のオプションは以下の通りです。
| オプション名 | 価格目安（30坪） | 特徴 |
|---|---|---|
| 全館床暖房 | 約66万円 | 家中のどこにいても快適な室温を保てる |
| 太陽光発電システム | 約220～240万円 | 電気代の削減と売電収入が期待できる |
| トリプル樹脂サッシ | 約66万円 | 標準のペアガラスよりさらに断熱性・遮音性が高い |
| カップボード | 約32万円(180cm) | キッチンとデザインを統一でき耐震性も確保される |
| ハイドロテクトタイル | 約53万円 | 太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持つ |
施主支給による賢いカスタマイズ
規格住宅のハグミーでも、工夫次第でオリジナリティを出すことが可能です。
特に「施主支給」という方法を活用すれば、デザイン性の高い空間を実現できます。
照明器具
打合せでは照明の土台となる「引っ掛けシーリング」のみを計画しておきます。
そして引き渡し後に、インテリアショップやネット通販で購入した好みのペンダントライトやシーリングライトを取り付けます。
空間の雰囲気が大きく変わります。
トイレットペーパーホルダー・タオル掛け
標準品ではなくデザイン性の高いアイアン製や真鍮製のものなどを、自分で用意して取り付けることでトイレや洗面所をおしゃれに演出できます。
クロス・アクセントパネル
ハグミーは選べるアクセントクロスが限られていますが、引き渡し後にDIYで好みの壁紙や簡単に貼れるアクセントパネルを施工することで、こだわりの空間を作ることが可能です。
ハグミーの間取り選びで失敗しないコツ
出典：一条工務店
ハグミーは100種類の間取りプランから選ぶ規格住宅ですが、どのプランが自分たちに最適かを見極めることが大切です。
後悔しないための間取り選びのコツをいくつか紹介します。
「洗濯機から物干しスペース、そして収納場所までがスムーズにつながっているか」
「キッチンとパントリー、ダイニングの位置関係はどうか」
など毎日の家事を具体的にシミュレーションしながらプランを比較検討すると、暮らし始めてからの快適さが大きく変わります。
現在は夫婦2人でも将来子どもが増える可能性はあるか、子どもが独立した後はその部屋をどう使うかなどを考えておくと長く快適に住める家になります。
例えば最初は大きな子ども部屋として使い、将来は2部屋に分けられるようなプランも検討の価値があります。
南向きのリビングで日当たりを確保できるか、隣家の窓と視線が合わないか、駐車スペースは確保しやすいかなど敷地と建物の配置関係を考慮してプランを選定してください。
間取りは左右反転が可能なので、土地に合わせて最適な向きを検討しましょう。
最後に収納の量と位置を厳しくチェックすることが求められます。
ウォークインクローゼットやシューズクロークが、プランに含まれているかは大きなポイントです。
現在の持ち物だけでなく将来増えるであろう物も想定し、十分な収納スペースが確保されているかを確認することがすっきりとした暮らしにつながります。
ハグミーに向いている人・向いていない人
ichijo style
ハグミーはその特性から、すべての人に最適な商品というわけではありません。
これまでの情報を基にどのような人にハグミーが向いていて、どのような人には不向きなのかを整理します。
ハグミーが向いている人
- コストパフォーマンスを最重視する人: 一条工務店の高い住宅性能をできるだけコストを抑えて手に入れたい
- 間取りに強いこだわりがない人: プロが設計した暮らしやすい間取りから選びたい、あるいはゼロから考えるのが大変で嫌
- 家づくりの打ち合わせに時間をかけたくない人: 規格住宅であるため打ち合わせ回数が少なく、スムーズに家づくりを進めたい
- 性能を重視する人: 価格は抑えたいけれど、耐震性や断熱性といった住宅の基本性能は妥協したくない
ハグミーが向いていない人
- 間取りやデザインに強いこだわりがある人: 「ここに窓が欲しい」「壁をなくして開放的にしたい」といった完全自由設計を希望
- 他社メーカーの設備を採用したい人: キッチンや洗面台など、特定メーカーの製品を使いたいという希望は叶えられません
- 個性的な外観や内装を求める人: 選べる外壁や内装材に限りがあるため、独自性の高いデザインを実現したい
- 土地の形状が特殊な人: 変形地や狭小地の場合、用意された100プランが敷地に収まらず、建築自体が難しい
要するにハグミーは「性能」と「コスト」を天秤にかけ、合理的な選択をしたい人にとって非常に優れた商品です。
一方で「自由度」や「デザインの独自性」を最優先する人には、他の選択肢を検討することをお勧めします。
＼hugme！／一条工務店ハグミーの口コミについてまとめ
出典：一条工務店
この記事で解説した一条工務店ハグミーに関する口コミや情報を基に、重要なポイントを以下にまとめます。
- ハグミーは一条工務店45周年記念の規格住宅
- 高性能な家を低価格で提供することがコンセプト
- 本体価格は1,490万円からだが総額は2,400万円以上が目安
- 付帯工事費やオプション、諸費用が別途必要
- 販売終了時期は未定だが期間限定商品である点に注意
- 耐震性は国の最高等級を上回る「2倍耐震」が標準
- 断熱・気密性能もZEH基準をクリアする高い水準
- 他シリーズより断熱材が薄くペアガラスが標準
- 全館床暖房はオプションだが採用率が高い人気設備
- 間取りは100プランから選ぶ形式で自由な変更は不可
- 左右反転は可能で土地に合わせて調整できる
- 良い口コミはコストパフォーマンスの高さに集中
- 悪い口コミは間取りや仕様の自由度の低さが中心
- オプションや施主支給でオリジナリティを出すことは可能
- コストと性能を重視し間取りにこだわりが少ない人向け
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
【関連記事】
- 【即買うべきか？】一条工務店ハグミーの値上げはいつまで？価格と対策を解説
- 【これがリアル！】一条工務店ハグミーで建てた人の総額は？見積もりや坪価格
- 【お得なハグミー♬】一条工務店45周年キャンペーンを徹底解説！特典や注意点
- 【後悔する前に必見！】一条工務店ハグミー内装｜おしゃれな実例と選び方
- 【超おしゃれ♬】一条工務店ハグミー外観｜実例とコンセプトでわかる後悔しない秘訣
