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【絶対失敗したくない!】一条工務店の階段について解説|種類・間取り・収納など

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一条工務店の階段について紹介している女性

一条工務店で理想の家づくりを進める中で、階段の計画は暮らしやすさとデザイン性を左右する重要なポイントです。

どのような階段パターン(種類)があるのか、また一条工務店ならではの階段ルールについて知りたい方も多いのではないでしょうか。

さらに限られたスペースを有効活用する階段下収納のアイデアや、空間の印象を決定づける階段照明の選び方まで考えるべき点は多岐にわたります。

この記事では一条工務店の階段に関するあらゆる情報を、メリット・デメリットを含めて網羅的に解説!

あなたの理想の住まいを実現するための、最適な階段計画のヒントがきっと見つかるはずです♪


この記事を読むことで以下の点が明確になります。

  • ボックスステアとオープンステアの特徴と選び方
  • 階段下収納やリビング階段など最適な活用法
  • 安全性とデザイン性を両立させる手すりや窓、照明
  • 設計前に知っておくべき一条ルールと注意点

それでは早速本文にいってみましょう

一条工務店の階段選び!基本パターンと間取りの考え方

一条工務店の階段選びは、家の印象と暮らしやすさを決める重要なポイントです。

MAYUMI
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この章では基本となる2つの階段パターンを比較し、安全性とデザイン性を両立させる手すり・窓・照明の選び方まで実例を交えながら分かりやすく解説します!
  • 選べる一条工務店の階段パターン(種類)
  • 昇降しやすさを決める階段幅
  • 安全性を高める階段の踊り場
  • 階段手すりはデザインも重要
  • 明るさを確保する階段の窓
  • おしゃれな階段の照明プラン

選べる一条工務店の階段パターン(種類)

一条工務店のオープンステアとボックスステア出典:一条工務店

一条工務店の階段は、主に「ボックスステア」と「オープンステア」の2種類から選ぶことができます。

どちらを選ぶかによって家の雰囲気や間取り、収納計画が大きく変わるため、それぞれの特徴を理解することが大切です。

ボックスステアは壁に囲まれた一般的な箱型の階段を指します。

一方でオープンステアは段板と骨組み、手すりのみで構成されたスケルトン階段のことで、視線が抜けるデザインが特徴です。

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それぞれのメリット・デメリットを比較すると、ボックスステアは階段下を収納やトイレとして有効活用できる実用性の高さが最大の魅力です✨

また壁に囲まれているため、小さなお子様がいるご家庭でも安心感が♬

ただデザイン面ではどうしても圧迫感が出やすく、空間が仕切られてしまう点がデメリットと考えられます。

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対してオープンステアはリビング階段などに採用することで、空間に圧倒的な開放感とデザイン性をもたらします

吹き抜けとの相性も抜群で、LDKをより広く見せる効果が期待できます。

しかし採用にはオプション費用(約2万円~)がかかるほか、基本的に直線階段しか選べないなど間取りに制約が生まれる点には注意が必要です!

項目 ボックスステア オープンステア
特徴 壁に囲まれた箱型階段 蹴込み板のないスケルトン階段
メリット 階段下収納が作れる、間取りの自由度が高い 開放感がある、デザイン性が高い
デメリット 圧迫感が出やすい、デザインが画一的 オプション費用、間取りの制約、音が響きやすい
階段下利用 収納、トイレなど オープンスペース、デスク、ピアノ設置など
採用可能商品 全シリーズ i-smart, i-cube, グランセゾンなど一部商品

昇降しやすさを決める階段幅

一条工務店の階段幅出典:家づくりと暮らしweb

階段の幅は日々の昇り降りのしやすさや、大きな家具を搬入する際の効率に直結する重要な要素です。

一条工務店では階段の幅を通常タイプと幅広タイプの2種類から選択できます。

通常タイプの階段幅は有効寸法で約75cmです。

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これは一般的な住宅で採用される標準的な幅であり、一人が昇り降りするには十分なスペースと言えます

一方でよりゆとりのある設計を求める場合は、幅広タイプを選ぶことも可能です。

幅広タイプは約96cmの有効寸法があり、子どもと手をつないで昇り降りしたり、すれ違ったりする際にも余裕が生まれます。

またベッドやタンスといった大型家具の搬入時にも、この広い幅が大変役立ちます。

ただし0.5マス(約45.5cm)ほど面積が増えるため、他の部屋の広さや廊下の配置に影響が出る可能性が・・

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特にコンパクトな家づくりを計画している場合は、全体のバランスを考えながら慎重に検討することが求められます

安全性を高める階段の踊り場

一条工務店の階段踊り場ichijo style

階段の安全性は特に小さなお子様や将来の自分たちの暮らしを考えると、決して軽視できないポイントです。

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一条工務店のボックスステアではコの字型やL字型の階段レイアウトを選択でき、そこに「踊り場」を設けることで安全性を格段に高めることが可能です

踊り場とは階段の途中に設けられた平らなスペースのことを指します。

直線階段の場合、万が一足を踏み外すと一気に下まで転落する危険性がありますが、踊り場があれば途中で体勢を立て直すことができ大怪我のリスクを大幅に軽減できます。

さらに昇り降りの途中で一息ついたり、荷物を一時的に置いたりする場所としても機能します。

間取り上で追加のスペースが必要になるという制約はありますが、日々の動線に潜むリスクを減らし、長期的な安心を手に入れるために踊り場の設置は非常に価値のある選択肢と言えるでしょう。

階段手すりはデザインも重要

一条工務店の階段手摺ichijo style

階段の手すりは安全な昇降を補助するという本来の機能に加え、空間の印象を左右するデザイン要素としての役割も担っています。

一条工務店では機能性とデザイン性を両立した手すりの選択が可能です。

ボックスステアの場合、手すりは標準で階段の外側に設置されます。

これは曲がり階段の内側よりも広い外側を通ることで、安全性を確保するためです。

手すりの素材や色は床材や建具の色と合わせることで、空間に統一感が生まれます。

一方でオープンステアの場合は、手すりのデザインがより空間のアクセントとなります。

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手すりのサイドパネルは透明なアクリル板と、すりガラス調のかすみタイプから選べる

透明タイプは開放感を最大限に引き出しますが、指紋や傷が目立ちやすいという側面もあります。

一条工務店の階段の窓

かすみタイプはプライバシーに配慮しつつ、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。

さらにオープンステアと吹き抜けを組み合わせる際には、「ファイン手摺」というオプションも選択可能です。

これは腰壁の代わりにガラスパネルを設置するもので、非常にスタイリッシュでモデルハウスのような開放感を演出できますが高額なオプション(270cmで約16.6万円~)になります。

どの手すりを選ぶにしても実際に握った際の太さや感触、そして家全体のインテリアとの調和を考えて選ぶことが満足度の高い階段づくりにつながります。

明るさを確保する階段の窓

一条工務店の階段窓出典:tama様 RoomClipより

階段は間取りによっては光が届きにくく、暗くなりがちなスペースです。

ここに窓を設けることで日中は自然光を取り入れ、明るく安全な空間を作ることができます。

階段に窓を設置する最大のメリットは採光です。

特に吹き抜けとリビング階段を組み合わせる場合、階段上部に設けた大きなFIX窓(開閉できない窓)からLDK全体に光を届けることができ家全体が明るい印象になります。

窓の種類としては採光が主な目的であればFIX窓、換気も考慮するなら開閉可能なすべり出し窓などが選択肢となります。

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窓の位置も重要で高窓にすればプライバシーを保ちながら光を取り込めますし、目線の高さに設置すれば外の景色を楽しむことも可能です✨

一方で注意点もあります。

窓は壁に比べて断熱性能が劣るため大きな窓を設けると、特に冬場は冷気を感じやすくなる可能性があります。

一条工務店は高性能な樹脂サッシを採用していますが、この点は念頭に置くべきです。

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また西側に大きな窓を設けると夏の西日で室温が上昇しすぎたり、ハニカムシェードを閉めっぱなしになったりするケースも見られます💦

階段が家の中心にあり窓を設置できない間取りの場合は、室内窓を設けて隣の部屋から光を取り込むという工夫も有効です。

明るさ×プライバシー×断熱性×デザイン性のバランスを考え、最適な窓計画を立てましょう。

おしゃれな階段の照明プラン

一条工務店のおしゃれな階段照明出典:一条工務店

階段の照明は夜間の安全な昇降を確保するための必須設備であると同時に、空間をおしゃれに演出する重要なアイテムです。

照明の種類や配置を工夫することで、階段は単なる通路からデザイン性の高い空間へと変わります。

一般的に階段でよく使われる照明には壁に取り付ける「ブラケットライト」、天井から吊り下げる「ペンダントライト」、天井に埋め込む「ダウンライト」、そして足元を照らす「フットライト」などがあります。

ブラケットライトやペンダントライトはデザイン性が高く、階段のアクセントに♪

影の出方や光の広がり方を計算して配置すると、非常に雰囲気のある空間を創出できます。

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特に独立したボックス階段であれば、リビングのテイストとは異なる個性的な照明で遊んでみるのも面白いでしょう

照明計画では1階と2階の両方からオンオフできる三路スイッチの採用や、電球交換のしやすさも忘れずに考慮することが長く快適に使うための鍵となります。

一条工務店の階段を活かす応用術と間取りルール

MAYUMI
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デッドスペースを便利な収納やトイレにする具体的なアイデアから、設計前に知るべき重要な「一条ルール」までを解説!

空間を無駄なく使い、後悔しない家づくりのヒントを紹介します。

  • 便利な階段下収納の作り方
  • 省スペース化する階段下トイレ
  • 開放感を演出する階段下収納の扉なし
  • 設計前に知るべき一条工務店の階段ルール

便利な階段下収納の作り方

一条工務店の階段下の収納出典:一条工務店

ボックスステアを選択する大きなメリットの一つが、階段下に生まれるスペースを収納として活用できる点です。

ただしこの空間は天井が斜めで奥が深いという特殊な形状をしているため、効果的に活用するには工夫が求められます。

多くの場合、階段下収納は奥行きが2マス(約182cm)ほどの細長い空間になります。

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何も考えずに物を詰め込むと奥の物が取り出しにくく、いわゆる「開かずの収納」になりがち・・

この課題を解決する有効な方法が、収納内部に人が歩ける通路を確保し「ウォークインクローゼット風」にすることです。

例えば片側の壁に沿って、奥行きの浅い(30cm程度)スチールラックや棚をL字型に配置します。

これにより残りの約60cmが通路となり、奥に置いた物にもスムーズにアクセスできるようになります。

収納力が一部犠牲になるという側面はありますが、死蔵品を生まず、空間全体を有効に使えるメリットは非常に大きいです。

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掃除機や日用品のストック、季節家電など様々なものの収納場所として重宝します

また階段下収納の天井は標準仕様では石膏ボードのままですが、オプションでクロスを貼ることも可能です。

床下点検口の設置場所としても最適で、居室の床暖房を遮ることなく配置できます。

省スペース化する階段下トイレ

一条工務店の階段下のトイレ出典:私と猫と一条工務店と

家の坪数を少しでも抑えたい、あるいは他のスペースを広く取りたいと考えたとき、階段下のデッドスペースにトイレを設置するのは有効な選択肢の一つです。

一条工務店でもボックス階段や、L字階段の下にトイレを設けることは可能です。

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この方法の最大のメリットはトイレのためだけに1マス(半坪)のスペースを割く必要がなくなり、建築費用を抑えたり、LDKや他の収納を広げたりできる点です

しかし階段下トイレにはいくつかの注意点があり、慎重な検討が必要です。

最も大きなデメリットは天井が階段の形状に合わせて斜めになり、高さが低くなることです。

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特に奥側は頭をぶつけてしまうほどの高さになることもあり、圧迫感は否めません

1階のトイレは来客が使用することも多く、また将来的に介護が必要になった場合を考えると、ある程度の広さと高さがあった方が快適です。

坪数削減というメリットと、日々の使い勝手や圧迫感というデメリットを天秤にかけ、本当によい選択なのかを家族で話し合うことが大切です。

開放感を演出する階段下の収納扉なし

一条工務店の階段下扉無しichijo style

階段下収納の使い勝手や見た目を向上させるアイデアとして、「扉をなくす」という選択があります。

収納に扉を設けない、あるいは後から取り外すことで物の出し入れがスムーズになり、空間に新たな価値が生まれることがあります。

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特に頻繁に出入りする使い方を想定している場合、毎回扉を開け閉めする手間がなくなると家事動線が非常にスムーズに

また扉をなくすことで階段下という閉鎖的な空間に開放感が生まれ、圧迫感を軽減する効果も期待できます。

扉がない場合は収納内部の見た目が重要になります。

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壁に好みのアクセントクロスを貼ったり、見せる収納を意識しておしゃれな収納ボックスやカゴを統一して並べたりすることで、一つのインテリアスペースとして楽しむことが可能です✨

もちろん来客時などに中を見られたくないという場合もあるでしょう。

そのような場合はつっぱり棒とカーテン、あるいはロールスクリーンを設置することで簡易的な目隠しができます。

これらは後からでも簡単に取り付けられ、扉よりもコストを抑えつつ柔軟に開閉できるのが魅力です。

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収納の扉は必ずしも必要とは限りません

自分たちのライフスタイルやその収納に何を求めるかを考えた上で、あえて「扉なし」を選ぶのも賢い選択肢の一つです。

 

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設計前に知るべき一条工務店の階段ルール

ルールichijo style

一条工務店での家づくりには、「一条ルール」と呼ばれる独自の設計上の制約が存在します。

これは工場での部材生産と現場での組み立てを基本とする工法により、高い品質とコストパフォーマンスを維持するために設けられているものです。

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階段の設計においてもこの一条ルールを理解しておくことが、スムーズな間取り打ち合わせの鍵に!

階段自体の構造にはルールがあります。

ボックスステアを上りきった先の1マス分は階段の一部と見なされるため、その隣接マスにドアを設置できないといった決まりが。

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これらのルールは設計の自由度をある程度制限するものではありますが、一条工務店の家の性能を担保するための重要な決まりごとです

設計の初期段階で「こんなはずではなかった」という事態を避けるためにも、担当の設計士と密にコミュニケーションを取り、実現可能な間取りを共に考えていく姿勢が大切になります。

なぜそのルールがあるのか理由を尋ね、納得した上で最適なプランを見つけていきましょう。

まとめ:後悔しない一条工務店の階段選びのポイント

一条工務店のリビングにある階段出典:一条工務店

この記事では一条工務店の階段に関する様々な情報をご紹介しました。

最後に後悔しない階段選びのための重要なポイントをまとめます。

 

  1. 階段の種類はボックスステアとオープンステアの2種類
  2. ボックスステアは実用性と収納力、間取りの自由度が魅力
  3. オープンステアはデザイン性と開放感に優れる
  4. 階段幅は通常タイプと幅広タイプからライフスタイルに合わせて選ぶ
  5. 安全性を最優先するならコの字型やL字型に踊り場を設ける
  6. 手すりは握りやすさと家全体のデザインとの調和を考える
  7. 階段窓は採光と断熱性、プライバシーのバランスが重要
  8. 階段照明は安全性とデザイン性を両立しフットライトの併用も有効
  9. 階段下収納はウォークイン風にすると格段に使いやすくなる
  10. 階段下トイレは坪数削減のメリットと圧迫感のデメリットを比較検討する
  11. 収納の扉をなくすことでアクセス性とデザイン性が向上する場合がある
  12. リビング階段は一条工務店の性能を活かせる人気の間取り
  13. ロフトへのアクセスは安全で使いやすい固定階段がおすすめ
  14. 設計には一条工務店独自のルールがあるため設計士との確認が不可欠
  15. 家族のライフスタイルや将来の暮らしを見据えて総合的に計画する

 

以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>

 

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