
一条工務店のアイキューブで家づくりを検討しているものの、「実際のところ、どんな家が建つのだろう?」と具体的なイメージが湧かずに悩んでいませんか。
アイキューブの特徴と位置づけを理解し、他シリーズモデルとの違いを知ることは大切です。
またアイキューブの価格はいくらなのか、どのようなメリット&デメリットがあるのかといった点も気になるところでしょう。
この記事では価格や仕様といった基本情報から、外観、内装、間取りまで、検討する上で欠かせない情報を網羅的に解説♪
記事を読めば、あなたの理想の家づくりがより具体的に見えてくるはずです!
【記事のポイント】
- アイキューブの価格や標準仕様といった基本情報
- メリット・デメリットや他シリーズとの違い
- 外観・内装・間取りなど実例を紹介
- 平屋を建てる際の注意点やアフターケア
それでは早速本文にいってみましょう
一条工務店アイキューブ実例検討のための基本情報
一条工務店のアイキューブは、高性能ながら価格を抑えた人気のシリーズです。
- 一条工務店の特徴とアイキューブの位置づけ
- 気になるアイキューブの価格は?
- アイキューブの標準仕様を解説
- アイキューブと他シリーズとの違いを比較
- 知っておきたいアイキューブのメリット&デメリット
一条工務店の特徴とアイキューブの位置づけ
一条工務店は「家は、性能。」という理念を掲げ、業界でもトップクラスの住宅性能を追求しているハウスメーカーです。
特に高気密・高断熱性能には定評があり、省エネで快適な暮らしを実現することに力を入れています。
一条工務店の誇る高い住宅性能はそのままに、デザインや仕様をシンプルにすることで、主力商品である「アイスマート」よりもコストを抑えた価格設定となっています。
外観は名前の通りキューブ型のモダンなデザインを基本とし、内装は白を基調とした明るくスマートなインテリアが特徴です。
気になるアイキューブの価格は?
ichijo style
アイキューブの価格を検討する際、坪単価は一つの目安となりますがそれだけで総額が決まるわけではありません。
坪単価の目安は67万円からとされていますが、これはあくまで建物の本体価格に関するものです。
価格例を見ると30坪で約2,000万円から、35坪で約2,500万円からとなっています。
選択する仕様やオプション、建築する地域によって金額は変動。
したがって正確な費用を把握するためには、必ず一条工務店から最新の見積もりを取得することが大切です。
またデザイン性を高めるオプションなどを追加していくと、上位モデルである「アイスマート」と価格差がなくなるケースもあるため予算配分には注意が必要です。
アイキューブの標準仕様を解説
一条工務店のアイキューブは、コストを抑えながらも生活の快適性を大きく左右する基本性能が充実している点が大きな魅力です。
構造・断熱
出典:一条工務店
構造には壁・床・天井を一体化させた箱型の「ツインモノコック構造」を採用しています。
耐震等級は最高の3を標準でクリアしています。
断熱は高性能な断熱材で家全体をすっぽりと覆う「内外ダブル断熱構法」が採用され、魔法瓶のような高い断熱性を実現します。
換気システム
換気システムには室内の快適な温度を保ちながら換気を行う熱交換型の「ロスガード90」が搭載されており、冷暖房のエネルギーロスを最小限に抑えます。
住宅設備
キッチンや洗面台、お風呂は一条工務店オリジナルの「アイスタンダード」シリーズが標準仕様です。
上位モデルの「スマート」シリーズに比べるとデザインの選択肢は少なくなりますが、ソフトクロージング機能付きの引き出しや食器洗い乾燥機など、日々の家事を支える機能は十分に備わっています。
そして一条工務店の代名詞とも言える「全館床暖房」も標準仕様です。
アイキューブと他シリーズとの違いを比較
出典:一条工務店
アイキューブを検討する際には、同じく一条工務店の人気商品である「アイスマート」や規格住宅の「アイスマイル」との違いを理解しておくことが、自分に合った商品選びの鍵となります。
主な違いを以下の表にまとめました。
項目 | アイ・キューブ (i-cube) | アイ・スマート (i-smart) | アイ・スマイル (i-smile) |
坪単価 | 67万円~ | 70万円~ | 57万円~ |
コンセプト | シンプルモダン | 業界最高峰の性能 | 厳選された規格住宅 |
設計 | 自由設計 | 自由設計 | 規格住宅 |
断熱材 | 高性能ウレタンフォーム | 高性能ウレタンフォーム | EPS1号相当 |
外壁 | ハイドロテクトタイルなど | ハイドロテクトタイルなど | サイディングなど |
キッチン | アイスタンダードシリーズ | スマートシリーズ | アイスタンダードシリーズ |
サッシの色 | ホワイトのみ | 4色から選択可能 | ホワイトのみ |
さらぽか空調 | 非対応 | オプションで対応 | 非対応 |
性能面では断熱材の種類が異なりますが、どちらも非常に高い断熱性を誇ります。
一方でアイスマイルは、あらかじめ決められた間取りプランから選ぶ規格住宅です。
設計の自由度は低くなりますが坪単価が大幅に抑えられており、予算を最優先したい方に向いていると言えます。
知っておきたいアイキューブのメリット&デメリット
ichijo style
アイキューブには多くの魅力がありますが、一方で注意すべき点も存在します。
メリットとデメリットの両方を理解し、総合的に判断することが後悔しない家づくりにつながります。
メリット
最大のメリットは高い住宅性能を比較的リーズナブルな価格で手に入れられる、優れたコストパフォーマンスです。
耐震性や断熱性といった基本性能は上位モデルと遜色なく、全館床暖房も標準で付いてくるため初期費用を抑えつつ快適で安全な暮らしを実現できます。
また高い断熱性と気密性、そして熱交換換気システム「ロスガード90」により、冷暖房効率が非常に良いため月々の光熱費を大幅に削減できる点も大きな利点です。
デメリットと注意点
デメリットとしては、デザインの選択肢が限られる点が挙げられます。
外壁や床材、住宅設備のカラーバリエーションなどが「アイスマート」に比べて少なく、白を基調としたシンプルなデザインが中心となります。
こだわりが強い方には物足りなく感じるかもしれません。
また一条工務店には「一条ルール」と呼ばれる設計上の制約が存在します。
さらに全館床暖房を使用すると室内が乾燥しやすくなるため、加湿器の使用がほぼ必須となります。
多彩な一条工務店アイキューブ実例から学ぶ家づくり
一条工務店のアイキューブでどんな家が建つか気になりますか?
- アイキューブの外観・外構実例と活用術
- アイキューブの内装インテリアこだわりポイント
- アイキューブの間取りと収納アイデア集
- アイキューブで建てる平屋の魅力
- アイキューブのアフターケアと保証の実態
アイキューブの外観・外構実例と活用術
出典:一条工務店
アイキューブの外観は、その名の通りキューブ型を活かしたシンプルモダンなデザインが基本です。
標準仕様の外壁は白を基調とした石面調ボーダータイルやサイディングですが、オプションを活用することや外構との組み合わせによって個性を演出することが可能です。
多くの実例では建物の直線的なラインを活かし、モノトーンでまとめたスタイリッシュな外構が見られます。
色はホワイト以外にも選択肢が広がり、家の印象を大きく変えることが可能です。
外構計画においては、カラーパース(外観のCGイメージ)を活用することが有効です。
一条工務店の提携業者だけでなく複数の外構業者から提案をもらい、デザインや費用を比較検討することをおすすめします。
アイキューブの内装インテリアこだわりポイント
出典:一条工務店
アイキューブの内装は、白を基調とした明るくシンプルな空間が特徴です。
この普遍的なデザインは、さまざまなインテリアスタイルと調和させやすいという利点があります。
標準仕様の床材は、傷に強く手入れがしやすい高耐久フローリングです。
壁紙も標準仕様の一条標準クロスから選択できますが、オプションでアクセントクロスを取り入れると空間にメリハリが生まれて一気におしゃれな印象になります。
インテリアでこだわりたいポイントは、全体の統一感です。
一条工務店では家具や小物を効果的に見せるための、ブックシェルフやテレビボードなどの「見せる収納」も充実しています。
これらを上手に活用し自分の好きな雑貨や観葉植物を飾ることで、シンプルながらも自分らしいオリジナリティのある空間づくりを楽しむことが可能です。
アイキューブの間取りと収納アイデア集
出典:一条工務店
アイキューブで快適な暮らしを実現するためには、ライフスタイルに合わせた間取りと十分な収納計画が不可欠です。
一条工務店の家は収納が豊富に用意されているため、これらをいかに有効活用するかがポイントになります。
間取りの考え方
自由設計であるアイキューブでは、家族構成や生活動線を考慮した間取りの工夫が可能です。
例えばキッチンから洗面脱衣室、そしてファミリークローゼットへと続く回遊動線を取り入れれば家事効率が格段にアップします。
またリビングの一角にスタディカウンターを設けることで、子どもが勉強する様子を見守りながら家事をすることもできます。
収納のアイデア
一条工務店では玄関のシューズクローク、キッチンのカップボードやパントリー、寝室のウォークインクローゼットなど適材適所の収納が標準やオプションで用意されています。
多くの実例で見られる工夫としては、階段下や廊下などのデッドスペースを有効活用した収納です。
またリビングに設けたクローゼットに可動式の「自在棚」を組み合わせることで、子どものライフステージの変化に合わせて収納するものを変えられる柔軟なスペースを作ることができます。
アイキューブの豊富な収納力を活かせば、すっきりと片付いた空間を維持しやすくなります。
アイキューブで建てる平屋の魅力
出典:一条工務店
世代を問わず人気が高まっている平屋ですが、一条工務店のアイキューブで建てることも可能です。
高い住宅性能をそのままに、ワンフロアで完結する暮らしやすい住まいを実現できます。
予算を抑えつつ断熱性や気密性に優れた高性能な平屋が手に入る点は、大きな魅力と言えるでしょう。
間取りにおいてはすべての部屋がワンフロアで繋がるため、家族間のコミュニケーションが取りやすくなります。
また階段の上り下りがないため、老後の生活を見据えた際にも安心です。
ただ平屋は2階建てに比べて広い建築面積が必要になるため、ある程度の土地の広さが求められます。
一条工務店の公式サイトでも多くの平屋実例が公開されているため、それらを参考にしながら計画を進めると良いでしょう。
アイキューブのアフターケアと保証の実態
出典:一条工務店
家は建てて終わりではなく、長期間にわたって安心して住み続けるためには、ハウスメーカーのアフターケアや保証制度が非常に重要になります。
一条工務店では引き渡し後の定期点検が実施されます。
点検項目は基礎や外壁のひび割れ、屋根裏や床下の雨漏りの跡、水回りの動作確認など多岐にわたります。
定期点検は2年、5年、10年といったタイミングで行われるのが一般的です。
初期の不具合、例えば壁紙の継ぎ目の隙間やドアの建付け不良などは、保証の範囲内で無償修理されることが多いです。
この費用は高額になるため、延長するかどうかは慎重に検討しなくてはなりません。
まとめ:一条工務店アイキューブ実例で理想の家を探そう
出典:一条工務店
今回は一条工務店のアイキューブに関する様々な情報と実例を解説してきました。
最後に理想の家づくりに向けた重要なポイントをまとめていきたいと思います。
- アイキューブは一条工務店の高い住宅性能を低価格で実現する商品
- 坪単価の目安は67万円からだが総額はオプションや諸費用で変動
- 全館床暖房が標準仕様でコストパフォーマンスに優れる
- アイスマートとはデザインや設備の選択肢の豊富さで差がある
- 規格住宅のアイスマイルと比べると設計の自由度が高い
- シンプルモダンなデザインが基本で自分らしいインテリアを楽しめる
- 外観や外構はカラーパースを活用し建物との調和を考えることが大切
- 間取りは家事動線や将来のライフステージの変化を考慮して計画する
- 豊富な収納を活かし「しまう場所」を明確にすることが整理整頓の鍵
- ワンフロアで暮らせる高性能な平屋を建てることも可能
- 高気密・高断熱住宅のため冬場の乾燥や結露への対策は必要
- メリットだけでなくデメリットも理解した上で総合的に判断する
- アフターサービスは第三者機関による定期点検があり安心感が
- 10年目以降の保証延長は有償メンテナンスが必要なため注意
- 多くの実例を参考に自分の理想の暮らしを具体化することが成功の秘訣
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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