
一条工務店でこだわりの家を建てるなら、外構もおしゃれに仕上げて住まい全体の魅力を高めたいと考えるのは自然なことです。
しかし多くの外構実例を見ても、具体的にどうすれば理想のイメージになるのか、失敗や後悔をしないためには何に気をつければ良いのか悩む方も少なくありません。
住まいの第一印象を決定づける外構は、見た目の美しさだけでなく日々の暮らしやすさにも直結します。
この記事では間取り・外観とのバランスを考えた外構の基本的なポイントから、植栽・照明・アプローチで魅せる外構の具体的なテクニックまで豊富な情報を基に詳しく解説します!
記事を読むことで以下の点について理解を深めることができる。
- おしゃれな外構の実例とデザインの傾向
- コストを意識しつつ理想の外構にする方法
- 建物との調和を生み出すための計画のポイント
- 外構づくりで後悔しないための重要な注意点
それでは早速本文にいってみましょう
おしゃれな一条工務店の外構!実例から学ぶ
一条工務店でおしゃれな外構を実現したい方必見です!
- 一条工務店の外構実例集
- 人気の一条工務店の外構!平屋編
- 外構が家の印象を左右するワケ
- 家の顔!外構における門柱
- 外構に合うフェンス選び
一条工務店の外構実例集
一条工務店で建てられた住宅には、オーナーの個性が光る様々なスタイルの外構が存在します。
ここでは多様なデザインの中から、特に参考となる実例をいくつかご紹介します。
例えばシンプルモダンな外構は、直線的なデザインが特徴の「グラン・スマート」や「アイ・スマート」と相性が抜群です。
ある実例では大判タイルの門柱とタイルデッキを実現し、照明を効果的に使うことで夜間も美しい景観をつくり出しています。
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一方でナチュラルモダンな外構は、木の温もりを感じさせる「グラン・セゾン」などにマッチします。
ウッド調のフェンスやベージュ系のタイルデッキ、そして豊かな植栽を組み合わせることで建物に柔らかさと温かみを加えることが可能です。
人気の一条工務店の外構!平屋編
平屋はワンフロアで生活が完結する利便性や、勾配天井などを活かした開放的な空間づくりが魅力です。
そして二階建てに比べて屋根が広く、建物全体の重心が低く見えるため、外構デザインとの一体感をより演出しやすいという特徴があります。
例えばブラックの外壁タイルに木目調のサッシやフェンスを組み合わせ、落ち着きのある美しいデザインがあります。
また平屋はすべての部屋が1階にあるため、庭とのつながりを意識した計画が立てやすい点もメリットです。
リビングから続くタイルデッキやウッドデッキを設けることで、内と外が一体となった開放的な空間を楽しむことができます。
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外構が家の印象を左右するワケ
外構は「家の顔」とも呼ばれるほど、住まいの第一印象を決定づける重要な要素です。
どれだけ建物本体のデザインや性能にこだわっても、外構がおろそかになっていると家全体の魅力は半減してしまいます。
特に一条工務店の住宅は性能を重視するあまり、外観のデザインがある程度パターン化されがちという側面もあります。
建物と外構のテイストや色味を合わせることで、一体感が生まれて洗練された印象になります。
例えば外壁に採用されているタイルと門柱の素材を揃えたり、サッシの色とカーポートやフェンスの色を合わせたりするだけでも全体の完成度は大きく向上します。
家の顔!外構における門柱
門柱は訪れる人が最初に目にする構造物であり、まさに「家の顔」としての役割を果たします。
一条工務店の外構では主に2種類の門柱が人気です。
タイル門柱
建物の外壁に使われるタイルと同じ素材、あるいは似た雰囲気のタイルを使用して造られる門柱です。
建物との一体感が生まれ、重厚で高級感のある印象を与えます。
こめ様邸の実例ではタイルと割栗石を組み合わせることで、日の当たり方によって表情が変わるモダンな門柱を実現!
費用は一般的にアプローチ・門扉で50万円、門柱(ポスト込)で30万円とデザインや規模によって変動します。
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機能門柱
ポスト、表札、インターホン、照明などの機能が一体となった既製品の門柱です。
スリムでスタイリッシュなデザインが多く、モダンな外観によく合います。
ある建物では「グレイスタイル」を採用したことに合わせ、あえてタイル門柱ではなく珍しいデザインの機能門柱を設置し洗練された印象に仕上げています。
門柱をどこに配置するかも非常に大切です。
玄関のすぐ前に置くのか、道路との境界線近くに置くのかによってアプローチの長さやプライバシーの確保の度合いが変わってきます。
外構に合うフェンス選び
フェンスは隣地との境界を明確にしたり、道路からの視線を遮ってプライバシーを確保したりと多くの役割を担います。
一条工務店のモダンな建物にはシャープな印象を与えるアルミ製のフェンスや、温かみをプラスする木目調のフェンスが特に人気です。
フェンスを選ぶ際はまず設置する目的を明確にすることが大切です。
- プライバシー確保が目的の場合:高さがあり板の隙間が狭い「目隠しフェンス」
- デザイン性や開放感を重視する場合:圧迫感の少ない隙間の大きいデザインや部分的に植栽と組み合わせる方法
ただ注意点も!
トラブルを避けるためにも設置前にはどのようなフェンスを計画しているか、近隣の方とコミュニケーションをとっておくと安心です。
一条工務店でおしゃれな外構を叶える具体的アイデア
- 外構デザインの系統と選び方
- 間取り・外観とのバランスを考えた外構
- 外構でのタイルデッキ費用と実例
- 植栽・照明・アプローチで魅せる外構
- 外構を安く抑えるコツ
外構デザインの系統と選び方
出典:一条工務店
おしゃれな外構を実現するためにはまずどのようなデザインの方向性があるかを知り、自分の好みや建物のスタイルに合ったものを選ぶことが出発点となります。
一条工務店の住宅に合わせやすい、代表的な6つのデザイン系統をご紹介。
デザイン系統 | 特徴 | おすすめの建物タイプ |
シンプルモダン | 無駄を省いた直線的なデザイン。モノトーンが基調。 | アイ・スマート、グラン・スマート |
ナチュラルモダン | シンプルな中に木材や植栽で温かみを加えたスタイル。 | グラン・セゾン、グラン・スマート |
和モダン | 現代的なデザインに、石や竹、格子などの和の要素を融合。 | グラン・セゾン、セゾンA |
ジャパンディ | 和のミニマルさと北欧のナチュラル感を組み合わせた上品なスタイル。 | グラン・スマート、アイ・スマート |
南欧風 | 塗り壁やレンガ、アイアンなどを用いた明るく可愛らしい雰囲気。 | ブリアール、セゾンA |
ブリティッシュ | レンガや天然石を使い、格調高く重厚感のある英国風スタイル。 | セゾン、セゾンA |
これらのテイストから好みの方向性を決めることで、門柱やフェンス、アプローチの素材などを選ぶ際の指針ができます。
間取り・外観とのバランスを考えた外構
出典:一条工務店
外構計画は、建物の間取りや外観のデザインと切り離して考えることはできません。
これらを同時進行で検討することで、デザインの調和がとれるだけでなく機能面での失敗を防ぐことにもつながります。
室外機や給湯器の位置
建物の設計段階ではエアコンの室外機やエコキュート、V2Hといった外部設備の配置まで意識が向きにくいものです。
しかしこれらをどこに置くかは、外構のデザインに大きく影響します。
例えば理想のタイルデッキの場所に、室外機が設置されてしまっては計画が台無しです。
早い段階で外構計画を立て、設備の配置を検討することが大切です。
外部コンセントや水道の位置
外構では高圧洗浄機やDIYのための電源、植栽への水やりや洗車のための水道(立水栓)が必要になる場面が多くあります。
これらの電気配線や配管は建物から引く必要があるため、建物の打ち合わせの段階でどこにいくつ必要かを決めておかなければなりません。
後から追加するのは困難で費用もかかるため、将来的な使い方も想像しながら計画することが求められます。
外構でのタイルデッキ費用と実例
タイルデッキはリビングの延長として使えるアウトドアリビング空間であり、外構の中でも人気の高いアイテムです。
メンテナンスが楽で高級感があるのが大きなメリットです。
費用はその広さや使用するタイルの種類、基礎の作り方によって大きく変わります。
よりコンパクトなものであればコストを50万円以下に抑えることも、逆に広々とした空間にすれば100万円以上になることも考えられます。
タイルデッキを検討する際にはウッドデッキとの比較も重要です。
タイルデッキ
- タイルデッキのメリット:耐久性が高い、掃除が楽、高級感がある
- タイルデッキのデメリット:初期費用が高い傾向がある、夏場に表面が熱くなりやすい、固いので転倒時に危険
ウッドデッキ
- ウッドデッキのメリット:木の温もりがある、夏場でもタイルほど熱くなりにくい、比較的安価なものもある
- ウッドデッキのデメリット:定期的なメンテナンスが必要、シロアリや腐食のリスク
このようにライフスタイルに合わせて柔軟な設計を考えることが、満足度を高める鍵となります。
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植栽・照明・アプローチで魅せる外構
門柱やフェンスといった構造物だけでなく植栽、照明、アプローチといった要素を丁寧に計画することで外構の質は格段に上がります。
これらはデザイン性を高めると同時に機能的な役割も果たします。
植栽のポイント
家のシンボルとなる「シンボルツリー」を1本植えるだけでも、外観の印象は大きく変わります。
人気の樹種にはオリーブやソヨゴ、イロハモミジなどがあります。
ただ植物の手入れに慣れていない場合は、管理が簡単な品種を選ぶことが大切です。
また落ち葉の掃除が負担にならないかなど、メンテナンス面も考慮して樹種を選びましょう。
照明のポイント
外構の照明計画は夜間の安全確保という実用的な側面に加え、住まいを美しくライトアップする演出効果も担います。
玄関までのアプローチには足元を照らすフットライトを、シンボルツリーには下から照らすアップライトを設置すると、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。
またセンサーライトは防犯対策としても非常に有効です。
アプローチのポイント
アプローチは門から玄関へと続く道のりであり、訪れる人を迎え入れる大切な空間です。
素材によって印象が大きく変わります。
例えば天然石を乱形に貼れば高級感と温かみが生まれますし、コンクリートと砂利のスリットでデザインすればモダンでシャープな印象になります。
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外構を安く抑えるコツ
ichijo style
おしゃれな外構にしたいけれど予算は限られている、というのが多くの方の本音ではないでしょうか。
外構費用は工夫次第で大きくコストダウンすることが可能です。
複数業者から相見積もりを取る
最も効果的な方法が、複数の業者から見積もりを取ることです。
一条工務店からは提携業者を1社紹介されますが、それだけで決めずに地域の外構専門業者など提携外の業者にも声をかけてみましょう。
同じ内容でも業者によって数十万円の差が出ることも珍しくありません。
相見積もりを取ることで適正な価格相場を把握でき、価格交渉の材料にもなります。
DIYを部分的に取り入れる
全てを業者に任せるのではなく、自分たちでできる範囲の作業(DIY)を取り入れるのも一つの方法です。
例えば砂利敷きや防草シートの設置、比較的簡単な花壇づくり、人工芝の施工などはDIYに挑戦しやすい部分です。
優先順位を決める
外構でやりたいこと全てを実現しようとすると予算はいくらあっても足りません。
「駐車場とアプローチは絶対にこだわりたい」「子供が遊ぶための人工芝は必須」など、自分たちの暮らしにとって何が最も重要か優先順位をつけましょう。
優先度の低いものはシンプルな仕様にしたり、将来的に追加する計画にしたりすることで初期費用を抑えることができます。
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まとめ:おしゃれな一条工務店の外構計画!
最後に一条工務店で、おしゃれな外構を実現するための重要なポイントをまとめます。
- 外構は家の第一印象を決める重要な要素
- 建物と外構のデザインテイストを統一させることが基本
- シンプルモダンやナチュラルモダンが人気スタイル
- 平屋は外構との一体感を演出しやすい
- 門柱は家の顔となり機能性も求められる
- フェンスは目的を明確にしてから選ぶ
- 建物と外構の計画は同時進行で進める
- 室外機や外部コンセントの位置は早期に計画
- タイルデッキは費用とメンテナンス性を考慮して検討
- 植栽は手入れのしやすさも考えて選ぶ
- 照明は防犯と演出の両面で効果的
- アプローチは素材で印象が大きく変わる
- コストを抑えるには相見積もりが最も効果的
- 提携外業者も選択肢に入れる
- DIYを取り入れることで費用削減が可能
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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