
一条工務店で家づくりを計画中の方の中には、ランドリールームの導入を検討されている方は多いのではないでしょうか。
特に一条工務店のランドリールームにおける最適な間取りや、使いやすい収納のアイデア、さらに空間をおしゃれに演出するクロスの選び方について情報を探していることと思います。
日々の家事を楽にするための重要なスペースだからこそ、失敗や後悔は避けたいものです💦
この記事ではそんな疑問や不安を解消するために、一条工務店でランドリールームを作る際のポイントを網羅的に解説していきます!
この記事を読むことで以下の点が明確になります。
- ランドリールームとサンルームの違い
- 家事動線を考慮した間取りと適切な広さ
- 失敗しないための収納や設備の選び方
- 快適な空間を作るための内装やオプション
それでは早速本文にいってみましょう
一条工務店ランドリールーム(間取りや収納)の基本計画
一条工務店でランドリールームをご検討中の方へ。
- サンルームとランドリールームのどちらがいいの?
- 快適なランドリールームの間取り
- ランドリールームは2畳で十分?
- ランドリールームの棚の活用法
サンルームとランドリールームのどちらがいいの?
ichijo style
ランドリールームとサンルームはどちらも洗濯物を干すスペースとして人気がありますが、その目的と特性は大きく異なります。
したがってどちらが良いかは、ご自身のライフスタイルや何を重視するかによって変わってきます。
「洗う・干す・畳む・アイロンをかける・しまう」といった作業を、1ヶ所で完結させることを目的としています。
洗濯物干しだけでなく、くつろぎの空間やガーデニングスペースなど多目的に利用されることが特徴です。
それぞれのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
種類 | メリット | デメリット |
ランドリールーム | ・洗濯動線が最適化され家事効率が向上 ・天気や時間、花粉などを気にせず洗濯 ・生活感の出やすい洗濯物を隠せる |
・湿気がこもりやすく換気や除湿対策が必要 ・設置にはある程度のスペースが必要になる ・建築コストがかかる |
サンルーム | ・日光を当てて洗濯物を乾かせる ・開放的な空間で、多目的に活用 ・花粉やPM2.5から洗濯物を守れる |
・夏は暑く、冬は寒くなりやすい ・ガラスの手入れが大変 ・設置コストやメンテナンス費用がかかる |
家事の時短と効率を最優先するならランドリールームが洗濯物を自然光で乾かしつつ、プラスアルファの空間価値を求めるならサンルームが適していると考えられます。
快適なランドリールームの間取り
出典:一条工務店
ランドリールームを最大限に活用するためには、間取りの計画が非常に大切になります。
家事動線と生活動線の両方を考慮し、無駄のない配置を考えることが後悔を防ぐ鍵となります。
具体的には「洗濯機 → 物干しスペース → 作業台(畳む・アイロンがけ) → 収納(ファミリークローゼットなど)」という動線がなるべく短く、直線的になるように計画します。
例えば脱衣所とランドリールームを兼用、または隣接させる間取りは非常に人気があります。
さらにファミリークローゼットをランドリールームの隣に配置すると、「干す→畳む→しまう」という作業が非常にスムーズになります。
乾いた衣類をハンガーにかけたままクローゼットへ移動させることもでき、畳む手間さえも大幅に削減することが可能です。
キッチンの近くに配置すれば、料理の合間に洗濯作業を行うといった「ながら家事」もしやすくなります。
この投稿をInstagramで見る
ランドリールームは2畳で十分?
出典:rtomr2020様インスタより
ランドリールームの広さは確保できるスペースと家族の人数、そしてそこでどこまでの作業を行いたいかによって最適な大きさが変わります。
2畳のランドリールーム
2畳(約1坪)のスペースは、ランドリールームとしては比較的コンパクトな広さです。
しかし空間を立体的に活用する工夫をすれば、3~4人家族の洗濯物を干すスペースとして十分に機能させることが可能です。
ただ洗濯物を干している間は少し手狭に感じるかもしれません。
脱衣所と兼用にして、時間帯によって使い方を分けるといった工夫も有効です。
この投稿をInstagramで見る
3畳以上のランドリールーム
3畳以上の広さを確保できるとゆとりが生まれます。
物干しスペースに加え、洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたりするための常設の作業カウンターや洗剤などをストックしておく収納棚を設置しやすくなります。
この投稿をInstagramで見る
4畳以上あればファミリークローゼットを内部に設けることも現実的になります。
ランドリールームの棚の活用法
出典:一条工務店
一条工務店で採用できる「自在棚」は、ランドリールームの収納力と利便性を高める上で非常に有効なアイテムです。
棚板の高さを自由に変えられるため、収納物に合わせて最適なスペースを作ることができます。
作業台としての活用
自在棚の一番下の棚板を腰高ぐらいの高さに設置すれば、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりするための作業台として活用することが可能です。
使わないときは物を置くスペースとして、必要なときには作業スペースとして柔軟に使えるのが魅力です。
収納としての活用
洗剤や柔軟剤のボトル、詰め替え用のストック、タオル、洗濯ネットなど様々なアイテムを整理して収納できます。
使用頻度に応じて置く高さを変えると、より使い勝手が良くなります。
設置時の注意点
自在棚を設置する際には、いくつか注意すべき点があります。
棚を支えるための棚柱が壁の左右に取り付けられるため、その壁面には窓やスイッチなどを設置しにくくなる可能性があります。
また棚板を最上段に設置した際に、下に配置したコンセントが隠れて使えなくなってしまうケースもあるため、棚の設置計画とコンセントの位置は同時に検討することが大切です。
この投稿をInstagramで見る
快適な一条工務店ランドリールーム(間取りや空間)のつくり方
一条工務店のランドリールームを快適にするコツを解説。
- 一条工務店のランドリールームは乾かない?
- 一条工務店のランドリールームに窓は必要か?
- ランドリールームのサーキュレーター活用術
- 便利なランドリールームのオプション
- おしゃれなランドリールームのクロス選び
一条工務店のランドリールームは乾かない?
「一条工務店の家は高気密・高断熱で、24時間換気システム(ロスガード90)も標準装備されているから、室内干しでも洗濯物がよく乾く」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし実際に住んでいる方の意見を見ると、必ずしもそうとは限らないようです。
確かに一般的な住宅に比べれば、空気が循環しているため乾燥しやすい環境ではあります。
ただ梅雨の時期や冬場など湿度が高い季節や外気温が低い季節には、ランドリールームに干しただけでは乾きにくかったり生乾きの臭いが気になったりすることがあります。
一条工務店の全館床暖房は冬の室内を暖かく保ちますが、それだけで洗濯物がカラッと乾くほどの効果は期待しすぎない方が良いかもしれません。
一条工務店のランドリールームの窓は必要か?
出典:an______ism様インスタより
ランドリールームに窓を設置するかどうかは、メリットとデメリットを比較して慎重に判断する必要があります。
窓を設置するメリット
窓を設ける最大のメリットは自然光を取り込めることと、換気ができることです。
また窓を開けて風を通すことで湿気を効率的に排出し、カビや結露の発生を抑制する効果が期待できます。
窓を設置するデメリット
一方でデメリットも存在します。
まず窓があることで壁面が減るため、棚などの収納スペースが制限される可能性があります。
また窓の種類や方角によっては夏場の西日で室温が上がりすぎたり、紫外線で衣類や床が色褪せしたりする懸念もあります。
さらに窓枠はホコリが溜まりやすく、掃除の手間が増えるという点も考慮に入れる必要があります。
窓を設置する場合は高い位置に滑り出し窓やFIX窓(はめ殺し窓)を設けるなど、採光とプライバシー、収納計画のバランスを取る工夫が求められます。
この投稿をInstagramで見る
ランドリールームのサーキュレーター活用術
ichijo style
前述の通り、ランドリールームの洗濯物が自然乾燥だけでは乾きにくい場合、サーキュレーターや除湿機の活用が非常に効果的です。
サーキュレーターは室内の空気を循環させて洗濯物に風を当てることで、水分の蒸発を促し乾燥時間を大幅に短縮します。
使用する際は洗濯物の真下から上に向けて風を送ると、水分が効率的に飛ぶため乾きやすくなります。
さらに効果を高めたい場合は、除湿機との併用がおすすめです。
除湿機で室内の湿度そのものを下げ、サーキュレーターで空気を循環させることで、梅雨の時期でもカラッと快適に洗濯物を乾かすことが可能になります。
設置場所としては床に置くタイプが一般的ですが、壁掛けタイプや天井に設置する照明一体型の製品もあります。
便利なランドリールームのオプション
ichijo style
一条工務店では、ランドリールームをより便利で快適な空間にするためのオプションがいくつか用意されています。
ライフスタイルに合わせて採用を検討すると良いでしょう。
ホスクリーン
天井に取り付ける、昇降式または着脱式の室内物干しです。
必要な時にだけ竿を降ろしたり設置したりできるため、洗濯物を干していない時は空間をすっきりと見せることができます。
標準で数カ所設置できる場合もあるため、設計時に確認が必要です。
通路の邪魔にならない位置に計画することがポイントになります。
スロップシンク
「洗濯流し」とも呼ばれる、深さのある大型のシンクです。
泥汚れのついたユニフォームや靴、つけ置き洗いが必要な衣類などを洗うのに非常に便利です。
お湯も出る混合水栓にしておくと、冬場の作業や油汚れを落とす際に重宝します。
洗面台を汚したくない方や小さなお子様がいるご家庭、アウトドアやスポーツが趣味の方には特におすすめのオプションです。
ナノイー「air-e」
天井に埋め込むタイプのナノイー発生機です。
部屋干し特有の気になるニオイを抑制する効果が期待できます。
閉め切った空間になりがちな、ランドリールームの空気を清潔に保ちたい場合に有効な選択肢となります。
おしゃれなランドリールームのクロス選び
毎日使うランドリールームだからこそ機能性だけでなく、気分が上がるような空間にしたいものです。
壁紙(クロス)を工夫することで、おしゃれで快適なランドリールームを演出できます。
機能性クロス
ランドリールームは湿気がこもりやすい場所なので、機能性を持ったクロスを選ぶのがおすすめです。
具体的には下記機能を備えたクロスがあります。
- 湿気を吸収・放出してくれる「調湿機能」
- カビの発生を抑える「防カビ機能」
- 水はねに強い「撥水・防水機能」
- 部屋干しのニオイを軽減する「消臭機能」
デザイン性クロス
壁の1面だけを異なる色や柄のクロスにする「アクセントクロス」を取り入れると、空間の印象が大きく変わります。
この投稿をInstagramで見る
明るいパステルカラーを選べば爽やかな雰囲気に、タイル柄や木目調を選べばナチュラルで温かみのある空間になります。
クロスを選ぶ際は小さなサンプルだけでなく、できるだけ大きなサンプルを取り寄せて確認することが失敗を防ぐポイントです。
小さなサンプルで見た時よりも色が薄く明るく感じられる「面積効果」があるため、少し濃いめかなと感じるくらいの色を選ぶとイメージ通りに仕上がることが多い
まとめ:理想の一条工務店ランドリールーム(間取りや収納)を実現!
それでは最後になりますがまとめていきましょう
- ランドリールームは洗濯家事の効率化が目的
- サンルームは採光や多目的利用が主目的
- 間取りは家事動線と生活動線を考慮する
- キッチンやファミリークローゼットとの隣接がおすすめ
- 広さは2畳からでも工夫次第で実現可能
- 家族4人なら3帖以上あると作業がしやすい
- 収納は「しまう」までを想定して計画する
- 自在棚は高さやコンセント位置に注意が必要
- 一条工務店の家でも乾燥対策は必要になる
- サーキュレーターや除湿機の活用が効果的
- 窓は採光と換気に有効だが掃除の手間も考慮する
- ホスクリーンやスロップシンクは便利なオプション
- クロスは機能性とデザイン性の両方から選ぶ
- アクセントクロスで空間の印象を変えられる
- ライフスタイルに合わせた計画が後悔を防ぐ鍵
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
【関連記事】
- 【施主支給やDIYも♪】一条工務店トイレ収納の全て!後悔しない選び方
- 【後悔しない活用術!】一条工務店キッチンカウンター下収納と背面収納♪
- 【超人気♬】一条工務店洗面台の収納と種類を徹底解説!サイズや実例も
- 【家づくりで超重要!】一条工務店の押し入れ&クローゼット収納術について
- 【プロ級の収納術!】一条工務店パントリー収納|種類別の選び方と後悔しないコツ
- 【コスパ最強で人気◎】一条工務店 自在棚で理想の収納!サイズと活用法を解説
- 【ホテルライク♪】一条工務店 造作洗面台の魅力!費用や口コミも徹底解説