一条工務店で理想の家づくりを進める中で、キッチンの浄水器選びは意外と悩ましいポイントではないでしょうか。
実は一条工務店では浄水器が標準装備ではないため、ご自身のライフスタイルに合わせてオプションを選択する必要があります。
この記事では標準オプションで選べる浄水器の一覧はもちろん、設定外オプションや後付け可能な浄水器まで紹介♪
さらに多くの方が気になる、フィルター交換の頻度とコストについても詳しく掘り下げていきたいと思います。
どの浄水器が自分の家に合っているのか、後悔しないための判断材料を一緒に確認していきましょう！
【この記事でわかること】
- 一条工務店で選択可能な浄水器のオプション
- 各浄水器の性能・初期費用・ランニングコスト
- 後付け（DIY）を含むコストパフォーマンスの高い選択肢
- 浄水器選びで失敗や後悔をしないためのチェックポイント
それでは早速本文にいってみましょう
一条工務店 浄水器の選択肢と各メーカーの特徴
一条工務店の浄水器選びに迷っていませんか？
後悔しない最適な一台を見つけるポイントをまとめました。
- 一条工務店の標準オプションで選べる浄水器一覧
- 設定外オプションや後付け可能な浄水器の紹介
- 浄水器一体型蛇口とタッチレス水栓の違い
- 一条工務店のオプション「ゼンケン」の特徴と費用
- 一条工務店のオプション「シーガルフォー」の特徴と費用
一条工務店の標準オプションで選べる浄水器一覧
一条工務店で家を建てる際、浄水器はオプションから選択することになります。
主に「ゼンケン」「シーガルフォー」といったビルトイン型や、「タカギ」などの蛇口一体型(蛇口直結型)、そしてLIXILの浄水機能付きタッチレス水栓「ナビッシュ」などが用意されています。
それぞれの製品で初期費用や性能、そして維持費が大きく異なるため、ご家庭での水の使い方や予算に合わせて比較検討することが大切です。
ここでは代表的な選択肢の概要を以下の表にまとめました。
選択肢によって初期費用だけでも10万円以上の差が生まれることがあります。
またカートリッジの交換頻度と価格がランニングコストに直結するため、長期的な視点で総費用を考える必要があります。
設定外オプションや後付け可能な浄水器の紹介
出典：楽天市場
一条工務店のカタログに掲載されている標準オプション以外にも、浄水器を選ぶ方法は存在します。
一つは設定外オプションとして、タッチレス水栓「ナビッシュ」の別グレードを選択する方法です。
浄水機能の有無やセンサーの種類が異なるモデルがあり、より高機能な水栓を求める場合は営業担当者に相談してみるとよいでしょう。
例えばオプションで浄水用の単水栓（費用目安：16,500円）だけを設置してもらい、入居後に家電量販店やオンラインストアでパナソニックなどの高性能な蛇口直結型浄水器（費用目安：10,000円前後）を購入して自分で取り付ける方法があります。
この場合、初期費用を大幅に抑えられるだけでなく、交換カートリッジも安価なものが多くランニングコスト面でも非常に有利になる可能性があります。
浄水器一体型蛇口とタッチレス水栓の違い
浄水器を選ぶ際には、その設置タイプも重要な判断基準となります。
一条工務店では主に浄水専用の蛇口を設ける「ビルトイン型（単水栓）」と、主水栓に浄水機能が内蔵された「蛇口一体型」の2種類から選べます。
ビルトイン型（単水栓）のメリット・デメリット
ビルトイン型は、キッチンの主水栓とは別に浄水専用の蛇口を設置するタイプです。
最大のメリットは、浄水と水道水（お湯も含む）の出口が完全に分かれている点にあります。
多くの浄水カートリッジは熱に弱く一度お湯を通すと性能が劣化したり、ろ過した不純物が流れ出たりする恐れがあるためこれは大きな利点と考えられます。
一方でデメリットとしてはシンク周りに水栓が2本立つため、見た目が少しごちゃついて見える可能性があることや掃除の手間がわずかに増える点が挙げられます。
蛇口一体型・タッチレス水栓のメリット・デメリット
蛇口一体型は、一本の水栓で水道水と浄水を切り替えて使用するタイプです。
見た目がスッキリとし、デザイン性に優れているのが最大の魅力です。
ただデメリットとして前章で話した通り、一つの蛇口で操作するため、お湯を使った直後に浄水に切り替える際など誤操作に注意が必要です。
また高性能なモデルは価格が高くなる傾向があります。
一条工務店のオプション「ゼンケン」の特徴と費用
ゼンケンの「アクアホーム」は一条工務店の浄水器オプションの中で、コストと性能のバランスに優れた定番モデルとして多くの方に選ばれています。
それは高性能な6つのろ過層に秘密が・・
高純度粒状活性炭や超マイクロフィルターなどを用いて、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン、カビ臭といったJIS規格で定められた13項目の物質をしっかりと除去する能力を持っています。
費用面では初期費用が4万円台と、後述するシーガルフォーに比べて半分以下に抑えられています。
カートリッジは年1回の交換が目安で費用は1万円台半ばです。
総合的に見て初期費用とランニングコストのバランスが良く、「浄水器は欲しいけれど、あまり高額な費用はかけたくない」と考える方にとって非常に現実的で満足度の高い選択肢と言えるでしょう。
一条工務店のオプション「シーガルフォー」の特徴と費用
出典：一条工務店
シーガルフォーは、浄水性能にとことんこだわりたい方に向けた高性能・高級モデルです。
NASAで採用された技術を応用して開発された独自の浄化媒体「ストラクチャード・マトリックス」が最大の特徴です。
一方で水に本来含まれているミネラル分は通すため、水の旨味を損なうことなく安全で美味しい水を作り出します。
その性能は世界的に高く評価されており、「水の味が格段に良くなる」という声も多く聞かれます。
カートリッジの交換は年に1回が目安で費用は1万円台後半から2万円近くと、こちらも比較的高価です。
予算に余裕があり何よりも水の味や安全性を最優先したいと考える方にとって、シーガルフォーは価格に見合う価値を提供してくれる選択肢となります。
一条工務店 浄水器選びで失敗しない比較ポイント
一条工務店の浄水器選びで後悔したくない方へ。
- ゼンケンとシーガルフォーのユーザー口コミ
- 浄水器のフィルター交換頻度とコスト
- 浄水器選びで後悔しないためのチェックポイント
- 浄水器の水漏れ時の対処法
ゼンケンとシーガルフォーのユーザー口コミ
ichijo style
実際に一条工務店で家を建てた方々がどちらの浄水器を選んでいるか、その理由を見ていくと、選択の傾向が分かります。
ゼンケンを選ぶ方の多くは、「価格と性能のバランス」を重視！
極端な欠点がなく日常使いで十分満足できる性能を持っている点が人気の理由です。
一方でシーガルフォーを選ぶ方は、「味と性能への強いこだわり」を持つ傾向があります。
熱心なファンが多く、一度使うと他の浄水器には戻れないと感じる方もいるようです。
どちらが良いというわけではなく、何を重視するかによって最適な選択は変わります。
コストパフォーマンスを求めるならゼンケン、最高の水質を求めるならシーガルフォーというのが一般的な評価と言えそうです。
浄水器カートリッジ交換の案内が一条工務店から届きました。浄水器はゼンケンのアクアホームです。
割引価格と書いてあるのでどのくらい安いのか、Amazonと比較してみました。
6400円安かったので結構お得感ありますね😊 pic.twitter.com/SqmlTHHntP— Kojiro@コンパクトハウス (@compactLife2020) January 12, 2022
浄水器のフィルター交換頻度とコスト
出典：一条工務店
浄水器選びでは本体価格だけでなく、長期的に発生するフィルター（カートリッジ）の交換コスト、いわゆるランニングコストを考慮することが非常に大切です。
ゼンケンやシーガルフォー、浄水機能付きナビッシュといったビルトインタイプの多くは年に1回の交換が推奨されています。
これに対してタカギなどの蛇口一体型浄水器は、初期費用が圧倒的に安いのが魅力です。
しかしカートリッジの交換頻度が2〜4ヶ月ごとと短く設定されています。
導入時の安さだけでなく5年…10年と使い続けた場合の総費用を、シミュレーションしてみることが賢い選択につながります。
浄水器選びで後悔しないためのチェックポイント
ichijo style
一条工務店で浄水器を選ぶ際に後悔しないためには、ご自身の家庭にとって「何を最も優先したいか」を明確にすることが鍵となります。
以下のポイントを参考にご自身の価値観を整理してみてください。
味・性能を最優先するか？
最高の水質を求めるならシーガルフォーが有力候補です。
味の違いが分かるか不安な場合は、まずは市販のポット型浄水器などで試してみるのも一つの手です。
コストパフォーマンスを重視するか？
初期費用とランニングコストのバランスを考えるならゼンケンが堅実な選択です。
さらにコストを追求するなら、後付け（DIY）が最も経済的でしょう。
キッチンのデザイン性を優先するか？
シンク周りをスッキリさせたいなら、蛇口一体型や浄水機能付きのタッチレス水栓が適しています。
利便性も高く、見た目にこだわる方には満足度が高い選択肢です。
メンテナンスの手間をどう考えるか？
カートリッジ交換の手間も考慮に入れる必要がありますので注意しましょう！
ビルトイン型は年に1回ですが、シンク下の引き出しを外す作業が発生します。
蛇口一体型は交換が簡単ですが、頻度が高くなります。
ご自身の性格に合ったものを選ぶことが大切です。
浄水器の水漏れ時の対処法
浄水器を長年使用していると、水漏れなどのトラブルが発生する可能性もゼロではありません。
特にビルトイン型の場合、シンク下で水漏れが起きると発見が遅れがちです。
止水栓は、キッチンや洗面台のシンク下収納の奥にある配管部分に設置されています。
多くはハンドル式かマイナスドライバーで回すタイプです。
これを閉めることで、一時的に水の供給を止めることができます。
シングルレバー水栓や浄水器の構造は複雑なため、自分で分解しようとせず専門の業者に対応してもらうのが安全です。
日頃から止水栓の場所を確認しておくと、いざという時に落ち着いて行動できます。
最適な一条工務店 浄水器選びについてまとめ
ichijo style
この記事では一条工務店で選べる浄水器の選択肢について、性能からコスト、ユーザーの口コミまで幅広く解説してきました。
最後に後悔しない浄水器選びのためのポイントをまとめていきましょう。
- 一条工務店の浄水器は標準装備ではなくオプション品
- 主な選択肢はゼンケン、シーガルフォー、蛇口一体型など
- ゼンケンはコストと性能のバランスに優れた定番モデル
- シーガルフォーは味と性能を追求する方向けの高性能モデル
- 蛇口一体型は初期費用が安いがカートリッジ交換頻度に注意が必要
- デザイン性と利便性を求めるなら浄水機能付きタッチレス水栓
- 浄水専用の単水栓は誤ってカートリッジにお湯を通す心配がない
- コストを最優先するなら単水栓＋市販品後付けが最も経済的
- 後付けはオプション品に比べ10年で10万円以上の節約も可能
- カートリッジの交換は年1回が主流だが製品によって異なる
- ビルトイン型はシンク下での交換作業の手間を考慮する
- 「性能」「コスト」「手間」の何を優先するか明確にすることが重要
- 初期費用だけでなく長期的なランニングコストを含めて総費用を比較
- 万が一の水漏れ時はまず止水栓を閉めてからサポートセンターへ連絡
- 自分のライフスタイルや価値観に合った選択が最高の満足につながる
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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