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マイホームを一条工務店で建てると決めたとき、多くの人が悩むのが「うるケア」と「さらぽか」どちらを選ぶべきかという点です。
どちらも快適な住環境を実現するための優れた設備ですが、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットが存在します。
この記事では「うるケアとさらぽ」の機能性や費用、快適性、省エネ性能まで多角的に解説。
さらに家族構成やライフスタイルに応じた、選び方のヒントも紹介していきたいと思います♪
導入後に後悔しないためにもぜひ最後までご覧ください!
【記事のポイント】
- 「うるケア」と「さらぽか」の機能と違い
- 各システムのメリット・デメリット
- 冬や夏の快適性と省エネ性能の比較
- 家族構成や健康状態に合った選び方
- 導入費用や運用コストの違い
それでは早速本文にいってみましょう
一条工務店 うるケア さらぽか どっちを選ぶ?
一条工務店のうるケアとさらぽか、どっちが自分の家庭に合うのか悩んでいませんか?
一条工務店の「うるケア」と「さらぽか」とは?
うるケアの特徴とメリット・デメリット
出典:一条工務店
「うるケア」は一条工務店が開発した全館換気型の加湿システムで、住宅内の空気を清潔かつ適度な湿度に保つことを目的としています。
一般的な換気システムと異なり、外気を取り込む際にフィルターを通しながら加湿処理を行うため、冬場でも湿度40~60%を維持しやすくインフルエンザウイルスの抑制や静電気の防止になります。
さらに肌や喉の乾燥を軽減し、快適な生活環境を実現できる点が大きな特徴です。
メリット
メリットとしては加湿器を各部屋に設置する必要がなく、メンテナンスの手間が最小限に抑えられる点が挙げられます。
また床下に設置されたタンクから自動で水が供給される仕組みのため、水切れの心配も少なくなります。
さらに住宅全体の湿度を均一に管理できるため、カビや結露の発生リスクも低減。
デメリット
一方でデメリットも存在します。
フィルター交換や定期的な清掃などのメンテナンスが必要であり、完全に放置してよいシステムではない点も注意が必要です。
加えて湿度のコントロールが常に最適とは限らず、住宅の気密性や住まい方によって効果に差が出る可能性もあります。
このようにうるケアは快適性を高める魅力的なシステムである一方、コスト面や運用管理に関しては慎重に検討する必要があると言えるでしょう。
さらぽかの特徴とメリット・デメリット
出典:一条工務店
一条工務店の「さらぽか」は、デシカント換気システムと床冷暖房を組み合わせた全館空調システムです。
夏は除湿と床冷房で快適な涼しさを提供し、冬は床暖房で家全体を暖かく保ちます。
メリット
- 快適な室内環境: 湿度を40〜50%に保ちカビやダニの発生を抑制
- 部屋干し対応: 除湿効果により梅雨時期でも洗濯物が乾きやすく生乾き臭を防ぐ
- 健康リスクの軽減: 家全体の温度差を減らしヒートショックのリスクを低減
- 省エネ: エアコンの使用頻度を減らし光熱費の削減につながる
デメリット
- 導入費用: オプション費用は坪あたり約2万円での追加費用が発生
- 乾燥対策: 冬季は乾燥しやすく加湿器の併用が必要
- 併用不可: 「うるケア」との併用はできない
- 後付け不可: 建築後の導入は難しく計画段階での検討が必要
- メンテナンス: デシカント換気システムの定期的なメンテナンスが必要
「さらぽか」は一年を通じて快適な室内環境を提供するシステムですが、導入には費用やメンテナンスの面での検討が必要です。
うるケアとさらぽかの徹底比較
出典:一条工務店
「うるケア」と「さらぽか」は一条工務店が提供する住宅設備オプションであり、それぞれ目的と機能が異なります。
まず「うるケア」は全館加湿システムで、室内の湿度を適切に保つことに特化しています。
一方で「さらぽか」は床冷暖房とデシカント換気を組み合わせた全館空調で、湿度調整と冷暖房を兼ね備えています。
両者の違いは加湿に特化した「うるケア」と、除湿と温度管理を含む「さらぽか」という点にあります。
併用はできないため、どちらを優先するかはライフスタイルによって異なります。
例えば赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、乾燥対策が重要となるため「うるケア」が有効です。
逆に年間を通して湿度が高い地域や夏の寝苦しさが気になる家庭では、「さらぽか」の方が快適さを実感しやすいでしょう。
また導入コストも比較のポイントです。
しかしさらぽかは坪単価で2万円程度の追加費用がかかるため、予算とのバランスも検討が必要になります。
一条工務店 うるケア さらぽか どっちが快適?
一条工務店の「うるケア」と「さらぽか」は、快適性・省エネ・健康面で異なる特性を持つ住宅設備です。
うるケアとさらぽかのユーザー口コミ・体験談
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一条工務店の「うるケア」と「さらぽか」に関する口コミには、それぞれの機能に対する評価が分かれています。
「うるケア」に関しては「冬の乾燥が大幅に軽減された」「加湿器を使わなくても快適」といった声が多く、特に子どもや敏感肌の家族に好評です。
ただ夏にはエアコンが必須で、エアコンの風で体調を崩しやすいなどの声も・・💦
一方で「さらぽか」は、「夏でも床がサラサラで快適」「エアコン特有の風がないのが良い」といった意見が目立ちます。
両者とも高評価が多いものの、使用感や生活スタイルによって向き不向きがあると感じている人が少なくありません。
一条工務店で二階建ての一軒家建てたけど
うるケア多め設定で湿度50%キープ
追加で加湿器つけない限り結露無し
床暖房は日中26度夜間28度でどの部屋も一切寒くないX見てたら不満を言ってる人の声がデカいけど私たちみたいに不満が無い人もいるのは事実です。
— dyson@C値0.4 グラン・スマート (@dyson252025) March 4, 2025
一条工務店の床暖房、説明はたくさん受けたけど、床があったかい!って感じではなく部屋全体が快適な温度って感じでとても良かった!ただ、ロスガードがうるケアでも、乾燥は感じるので、加湿器は必須かも。
— まゆげママ@家づくり垢 (@mayugemama22) December 10, 2023
うちは
一条工務店の
さらぽかなので
年中
ほぼエアコンいらずです。これはほんま
素晴らしいと思う。— 黒葛野 潤(つづらのじゅん) (@kumakichi6108) January 24, 2024
冬や夏の快適性と省エネ性能を比較
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「うるケア」と「さらぽか」は季節ごとの快適性と、省エネ性能において異なる特長を持っています。
まず冬の快適性に関して「うるケア」は加湿機能によって室内の湿度を40〜60%に保ち、乾燥による体調不良やウイルスの拡散を防ぎます。
一方で夏の快適性に優れているのが「さらぽか」です。
床下を冷却しつつ全館除湿で湿度を抑えるため、エアコンのような冷風に頼らず快適な室温を維持可能です。
省エネ面では「うるケア」が月300円前後の電気代に対し、「さらぽか」は冷房負荷が大きいため月数千円のランニングコストがかかるケースも見られます。
季節に合わせた快適性とコストのバランスを見極めることが重要です。
子どもや高齢者に優しいのはどっち?
出典:一条工務店
子どもや高齢者にとって重要なのは室内の温度・湿度が安定し、健康リスクが最小限に抑えられる環境です。
「うるケア」は加湿機能により乾燥による風邪や肌荒れを防ぎやすく、特に冬場の喉や皮膚のケアに効果的です。
一方で「さらぽか」は冷暖房が直接肌に当たらない床冷暖房方式で、温度差による不快感を減らしながら熱中症や低温障害のリスクを抑えます。
特に夏場の夜間でも室温が安定するため、子どもの寝つきや高齢者の体調維持にも配慮されているシステムです。
健康・アレルギー対策として効果的なのは?
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健康やアレルギー対策の観点から見ると、「うるケア」と「さらぽか」にはそれぞれ異なる強みがあります。
「うるケア」は室内の湿度を40〜60%に保つことで喉や肌の乾燥を防ぎ、インフルエンザやウイルスの飛散を抑制します。
一方で「さらぽか」は温風を使わず床面から穏やかに冷暖房を行うため、空気の対流が少なくホコリや花粉の舞い上がりを抑える構造です。
この点が特にアレルギー体質の方に向いています。
さらに部屋全体の温度ムラが少ないため体への負担も小さくなります。
一条工務店 うるケア さらぽか どっちがいいのか?まとめ
出典:一条工務店
それでは最後になりますがまとめていきましょう
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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